紙式神と一緒に料理 ページ16
「このお酒…どうしたの？」
都から帰ってくると、庭院の中に一台の荷車があり大量の酒が積まれていた
「依頼の報酬で貰ったものだ」
安倍晴明はどうしようかと目を瞑った
「おい晴明、今日は酒でも飲もうぜ」
博雅は安倍晴明が日々朝から夜まで忙しいのを承知の上で誘う
「…そうだな、たまにはご馳走でも食べながら飲もう。A、帰ってきて早々悪いが式神達と一緒に仕度をしてきてくれ」
「わかった！」
ご馳走ってことは料理かー、久々だ
私は少し不安に思いながら台所へと向かった
________
紙式神達がせっせと働いているなか、私はお盆に皿を乗せて運んだり野菜を切ったり煮たり焼いたり…
「現代とやることは変わらないな」
小さい頃、よくお母さんのご飯支度を手伝ってたのを思い出す
すると一体の紙式神が私の足首を軽く突く
「ん？ああ、これを運べばいいのね」
紙式神はうんうんと頷き、言葉は発さないが見た目以外人と変わりはない
私はお盆を両手で持ち、庭院へと運ぶ
台所から庭院までの距離はそう遠くないので苦労はしない
「それにしても、庭院の大きな桜の木の下でご馳走だなんて贅沢ね」
綺麗で神秘的なものを見ながら食事する機会はそうそうない
普段は屋敷の中で食べていたし、現代でも花見はしたことないしほとんど家で食べてたし
「お酒は現代と変わらないのかな？」
でも作り方自体は変わっているよね？あれ？もうわからん
残念ながら物知りではないので、考えるのを諦め、庭院にあるテーブルに料理を置く
「わあ…！美味しそうですね、晴明様！」
そうだな、と言って安倍晴明は微笑む
「これ、Aが作ったの？」
神楽が首を傾げた
「んー、紙式神と一緒に作った。と言ったほうが正しいかな」
「お前は現代にいた時どんな物を食べていたんだ？」
博雅が酒を片手に問いかける
…飲む気満々だ、気が早い
▽▽▽▽▽
突然すみません、作者のはぐはまさです
今日占ツク開いてこの作品を見ると、なななな何と左真ん中に "過去最高163位" と緑文字で書かれていたんです！
オリジナルフラグを外し忘れたのか！？と慌てて見てみたら、ちゃんと外してて…
私自身よく占ツクのシステムについて理解していないんですが、なんぼ3桁の順位でも個人的に嬉しくて何より読者様が少なからずこの作品を評価をしていてくださっていることに、感謝の気持ちで一杯です！
本当にありがとうございます！引き続きよろしくお願いします
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はぐはまさ - ranさん» ranさん！読んで頂きありがとうございますm(__)m般若ですね！少しずつ物語の中で登場させていきます(^ ^)貴重なご意見、ありがとうございます！ (2018年2月3日 14時) (
レス) id: 1b3eeb1020 (このIDを非表示/違反報告)
ran - とっても面白くて素敵な話ですね♪♪ 般若との出会いも見て見たいと思いました(*^^*) (2018年2月2日 23時) (レス) id: 1a72ca3fb7 (このIDを非表示/違反報告)
はぐはまさ - いあち五めさん» いあち五めさん！あけましておめでとうございます(*^_^*) 更新遅くなってすみません！暫くこの状態が続きますが、許してください(°_°) (2018年1月2日 10時) (レス) id: 1b3eeb1020 (このIDを非表示/違反報告)
いあち五め - 明けましておめでとうございます！久し振りに更新されてて嬉しいです(´｀*)更新お疲れ様です (2018年1月2日 2時) (レス) id: 75ac0719d6 (このIDを非表示/違反報告)
はぐはまさ - ふじさん» ふじさん！コメントありがとうございます( ´ ▽ ` )わかりました！次作は大天狗との恋愛にします！笑 その作品を作るのにまだ時間がかかりますが、許してくださいm(_ _)m (2017年11月14日 16時) (レス) id: 1b3eeb1020 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はぐはまさ | 作成日時：2017年10月21日 23時
