【ハイキュー】お前ら、普通系女子も時には必要なんだぞ

百三個 ページ25

「日向と影山君がギクシャクし始めたの……気のせいじゃない……ですよね…… ？」

　
「うん……」

　

仕事を終え、体育館に戻って来た時にふと聞こえた会話

　

私は黙ってやっちゃんの隣に立つ

　

「でも日向と影山だけじゃない、日向と東峰がぶつかってから……全員に緊張が走ってる……」

　

コレで亀裂が入らなければいいんだけど……

　

少し不安に思っていると武田先生が烏野チームを呼び出した

　

「皆さんはここに居るチームの中で一番弱いですね ？」

　
ドストレートに言った武田先生に選手達は何も言い返せない様子だった

　

「どのチームも公式戦で当たったならとても厄介な相手、彼らをただの"敵"と見るのか、それとも技を吸収すべき"師"と見るのか
君達が弱いということは伸びしろがあるということ 。こんな楽しみな事無いでしょう」

　

武田先生はそう言うとニコッと笑った

　

うん、先生みたい

　
まぁ、本職教師だけどね

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