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1日目 ページ3

私は元々旅人だった








ある村を探していたのだ。






それは、ムーミン谷という平和で素敵だという噂の村だ。






ムーミン谷を探して約半年たった
冬のこと。





私はある森の中でテントを晴れる場所を探していた。




すると、リンゴのたくさんなっている木がいくつかある少しひらけた場所を見つけそこで一晩過ごすことにした。




『ふぅ、今日は結構歩いたなぁ』




そう言いながら私はリュックを置きテントを貼り始めた






半年経ったというのに未だテントを張るのに時間がかかってしまい、すっかり当たりは真っ暗になっていた。





(今日はもうねよう…)







ランタンに火をつけテントの中に入る








目を閉じ眠りにつく









ガサ−ッ







バサッ
『なにっ!?』




思わず飛び起きる






ランタンのおかげで外の物が影でわかる









そこには人のシルエット…







(獣ではないのか…)






しばらくその影を見つめていた






すると
「すいません」
と、向こうから声がする









すぐに分かった
怪しい人じゃないって









その優しく透き通った声。
ほどよい高さの声。





『何ですか?』

私はすぐに返した。

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作者名:サブレ | 作成日時:2017年11月24日 2時

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