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その後も素敵なパフォーマンスを繰り広げ
司会の人の言葉で締めくくり、
音楽番組は終了した
お客さんが会場を後にして行く中、
私はどうすればいいかわからず立ち尽くす
どうしよう、周りの関係者さんも
次々に出て行ってるし…
スタッフ「SnowManさんの関係者さんですか?」
急に声を掛けられて驚く
「えっ、あ、はい」
スタッフ「案内するよう言われてますので
私の後に着いてきて下さい」
そう言うとスタスタと歩き始める
私も慌てて追いかける
スタッフ「ここが楽屋なのでお入り下さい」
「…はい、ありがとうございます」
『SnowMan 様』
そう書かれた扉の前に立つと急に緊張してきた
「ふぅ…」
小さく息を吐いてドアをノックする
__コンコン
中から " はーい " という声が聞こえた
ゆっくりドアを開けると
上半身裸の岩本さんが目の前にいた
シャワーを浴びた直後であろうその姿に
圧倒され棒立ち状態になっていると
岩本「あ、もしかして…康二ー!」
康二「なにー?」
こちらもシャワー後だろう
服は着てるけど
首にタオルをかけた康二くんが現れた
康二「お!Aちゃん!みんなー!きたでー!」
「え、ちょ、」
楽屋に響き渡る大きい声でそう言うもんだから
ぞろぞろとメンバーさんが集まってくる
「あ、初めまして…蒼井Aです…」
私がそう言うと各々に挨拶をしてくれるメンバー方
深澤「いきなりだけこれ着てもらっていいすか?
あとキャップと」
「へ?」
誰かのパーカーとキャップを渡される
康二「ごめん!後で話すから取り敢えず着て!」
渡辺「やばい、もう出ちゃうよ」
みんなが急かす中、訳もわからないまま
ジャケットを脱いでシャツの上からパーカーを着て
キャップも被る
佐久間「いや、ぶかぶかで流石にバレるっしょ笑」
…バレる?何の話?
康二「ごめん、ちょっと触るで!」
そう言った康二くんは私の髪を
パーカーに入れ込んだ
康二「これで長い髪は何となく隠せたやろ!笑
ほな次、ここ座って」
楽屋の真ん中にあるソファに座らされ
隣に康二くん、その隣にメンバーが座って行く
すると何事もなかったようにみんな話し始める
今も意味がわからないままでいると
ドアの開く音がした
そして、そのまま声がする
蓮「おい、俺の服勝手に着んなよ笑」
そう言いながら私の肩をぐいっと引き
振り向かせられる
蓮「……え?なんで…?」
驚いた顔の蓮くんと目が合った
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作者名:Liko | 作成日時:2021年8月29日 4時