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康二「揚げたて最高やな〜」
「油と戦ってたもんね笑」
康二「俺の勝ちやけどな!」
そう言いながらガツガツ食べてくれるのは
素直に嬉しい
食べてる時にバラエティー番組のCMが流れると
その時の収録の様子を話してくれたり
先輩や後輩が映ると
こんな人なんやでーとか色々教えてくれた
芸能界にいる人からしか聞けないことが
沢山あって新鮮で楽しい
不意にCMで蓮くんが出た時に
手を止めていたらしくて、
康二「めめが気になんの?」
「え?いや、なんか違う人みたいだなって」
康二「俺も同じグループやねんけど?笑」
「そうだけど、人懐っこくて壁がないって言うか、
優しいお兄ちゃん、いや、犬?っぽい?笑」
康二「Aちゃんも犬みたい言われとったやん笑」
「…そうだけどー」
康二「なんや、不服か?ほら、お手」
そう言って私の目の前に手のひらを出す
「なんでよ!笑」
康二「ええから、お手!」
「もぉ〜」
はいはい、と差し出されてる手のひらに
お手をすると
そのままぎゅ、と手を包み込むように握られる
「康二くん?」
康二「……」
真剣に私を見つめる
「どうしたの?なんかあった?」
いつもとは全然違う雰囲気に
戸惑いつつもドキドキする
康二「…俺にしときーや」
「…え?」
康二「俺、Aちゃんのこと好きやで」
…え?
好き…?
突然のことに理解が追いつかないでいると
康二「俺のことお兄ちゃんって思ってるかもしらん
けど、俺は女の子として見てる」
「……」
呆気に取られて何も言えない
康二「…っていきなりごめん。ビックリするよな
でも俺は本気やで。早く俺のもんにしたいねん」
真剣な眼差しだけど
その瞳はすごくすごく優しく語りかけてくる
康二「今すぐ返事してとか言わんし焦らんといてな
俺はただそばにおりたいだけやねん」
ここまで言うと
優しく微笑んで頭をぽんぽんとしてくれた
康二「おっしゃ、早よ食べてしまわんと
俺がプリン2つとも食べんで〜」
「…え、あ、だめ!」
康二「やったら早よ食べや?」
またいつも通りの空気に戻った
…ううん、
重くならないように
康二くんがそうしてくれたんだよね
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作者名:Liko | 作成日時:2021年8月29日 4時