太陽と月【目黒蓮&向井康二】 (ページ23)

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☆23☆ ページ23

__向井side

AM 6:45

今日はマネージャーからの電話じゃなく
ちゃんとアラームで起きれた

「ふぁぁ～…」

でっかい欠伸をしながら
顔を洗いに行く

「いつも通りええ感じの寝癖できてるやん」

俗に言う、ただのボサボサの寝癖
顔を洗ったついでに寝癖も軽く直す

さっぱりして目が覚めた俺は
朝の支度をして7:15頃に家を出た

降りてきたエレベーターに乗る

いつもなら割と高確率で
そのまま1階に行くのに今日は違った

誰か乗ってくんな
一応、深めに帽子被っとこか…

開いた扉、そして1人乗り込んできた
すると、

？「あ、もしかして」

…バレた？
俺普段そないバレる方ちゃうのになぁ

…それもそれで悲しいねんけどな？

「あ、おはようございます」

声をかけられて無視は流石に出来ひん
そう思って挨拶をする

けど、

「え、Aちゃん？」

A「やっぱ康二くんだったんだね、おはよう」

「なんやはよ言うてや笑
　めっちゃ他人行儀なってもうたやん」

A「だって確信持てなくて笑」

そう言ってニコッと笑う

「なんか今日いつもと雰囲気ちゃうね」

メイクもしっかりやし、髪もまとめてるけど
ふんわりカールしてるし、服も割とかっちりやし

A「そう？仕事の時こんな感じだよ」

「へぇ～、新鮮やわぁ！可愛いから綺麗になってる」

A「はは、ありがとう。今から仕事？」

「せやで。今日はいっぱい踊ってくるわ」

A「うわー、朝から大変だね」

「まぁ、俺ジャニーズやし？余裕よ」

おどけて言ってみる
すると、

A「ふふ、じゃあ疲れた～しんどい～なんて
　言わないよね？笑」

「…いや、ちょっとだけ言わせてもろていいかな？」

A「だめでーす」

「えぇ、姉さん厳しいすわ～」

なんてふざけていると
エレベーターは1階に着いてしまった

もうちょい話したかったな
そんな事を思いながら2人して降りる

A「じゃ、無理し過ぎず頑張ってね！」

笑顔で手を振って
俺とは反対の方へ行く

「おっしゃ、頑張ろか～！」

そう言いながらマネージャーの車に乗った

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