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あの後、康二くんが戻ってきて
仕事の入り時間が朝早くに変更になり
寝なきゃ行けないからってそのまま2人で帰った
私もどこかで張っていた
緊張の糸が途切れたのかすぐに眠りについた
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「…ん」
寝室に入り込む光で目が覚める
枕元にあるスマホを見ると時刻は10:00
今日が仕事休みでよかった…
アラームもかけずに寝ちゃってた
まだまだ眠い目を擦りながら
何件か届いてるLINEに目を通すと
『蓮』
見慣れない名前の人からLINEが来てた
れん…?
……そうだ、私昨日SnowManとご飯食べたんだ
【蓮 : 目黒蓮です。昨日はありがとう
突然お邪魔してご飯までご馳走になって
ごめんね。めっちゃ美味しかった!!
また食えることを楽しみにしてます 】
ほんとにあの目黒蓮なんだぁ…
未だに信じられなくて届いたトークを
長々と見つめていた
「また食えることを楽しみにしてます、か…」
そのフレーズで何だか胸がいっぱいになる
返事、なんて返そう
また来てくれること楽しみにしてる?
今度食べたいものあったら言ってね?
…というか、本当に来るのだろうか
社交辞令だったりして…
いや、社交辞令でしょ
アイドルがこんな一般人相手にするはずがない
【蒼井Aです。
こちらこそありがとうございました!
楽しかったです。お仕事頑張ってね!】
また来てくれるかも
そんな期待をして何もなかったら…と思うと
ありきたりな返事しか出来なかった
「さ、いい時間だし起きるか!」
少しだるい体を起こしてグッと伸びをする
そして寝室を出て顔を洗いに洗面所へ向かう
「…ん?」
洗面所へ向かう時に、
ふと玄関に置いてある小さな紙袋が目に入る
なんか買ったっけ?
そんな事を思いながら
紙袋を手に取って中を見る
……康二くんのパンツだ
「…結局忘れてるやん笑」
パンツ忘れてしもた…!
康二くんのそんな姿が想像できて
自然と笑みがこぼれた
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- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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作者名:Liko | 作成日時:2021年8月29日 4時