太陽と月【目黒蓮&向井康二】 (ページ13)

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☆13☆ ページ13

__向井side

めめの言葉に思わず泣いてしまったAちゃん

そんなAちゃんに元気出してもらう為に
俺は再びキッチンに行ってコーヒーを作る

お湯が沸く間、
カウンターキッチン越しに2人の様子を見る

目黒「Aちゃん、ほんとごめん」

A「ふふ、かしこまり過ぎだし、大丈夫だから」

めめ、すごい真面目やし
絶対ちゃんと謝るんやろなって思ってたけど

あれは側からみれば
彼氏がとんでもない事して怒られてるみたいや

めめには申し訳ないけどちょっとおもろい笑

申し訳ないで言うともう一個

Aちゃんが今彼氏おらんって知って
ちょっとホッとしてしまったんよな

…なんでやろ

そんな事を1人で考えてるとお湯が沸いた

さっきと同じ淹れ方で作る

「ええ匂いやなぁ…」

コーヒーにちょっと興味持ったっぽいし
今度俺の好きな豆持って行こかな

そう思ってチラッとAちゃんらの方を見ると
何やら喧嘩？みたいな事してる2人が目に入った

「何を言い争ってんねん…笑」

ほんまの喧嘩ではないやろうしここで見とこ

そんな気持ちで
コーヒーを淹れながら見ていると

目黒「ん、食べて」

普段のめめらしくない行動を取ってて
びっくりした

なんか、積極的っていうか、なんていうか

まぁ、めめが普段女の子にどんな風に
接してるかなんて仕事場で会う女性スタッフでしか
見やんから全然知らんねんけどな

んでAちゃんも照れてちょっと顔赤なってるけど
満更でもなさそうやし…

なんか俺、邪魔者…？

ぼーっと考えてると、

目黒「康二、コーヒーまだ？」

声をかけられてハッとする

「あ、ごめんごめん、ちょうど出来たし持ってくわ
　今度はちゃんと淹れたてのあったかいやつやから
　さっきより絶対うまいで！」

…ええわ
そんなこと考えんと今を楽しも！

3人分のコーヒーを持って
俺は2人の待つリビングへ行った

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