おもち ページ47
me side
時間はあっという間に過ぎて、新しい年がやって来た。
雪が積もって、各州のみなさんはそれぞれ新年を過ごすらしい。
次に集まるのは春の建国記念日くらいだろうか。
kn「おつかれっすー、あとあけおめ！ﾌﾝ」
『お疲れ様です。あけましておめでとうございます。』
お昼時。
そう挨拶を交わす。
kn「おー、餅やん。」
今日の昼食はお雑煮。
『私食べるの初めてです。』
kn「え！そうなのォ！？まぁひとらんとこの文化やしそう触れる機会もないわなぁ、ﾌﾝ」
併合されてから、お米が随分と普及してよく食べてきたけど
お餅として食べるのは初めてだ。
『…！』
すごい、のびる。
kn「アッハッハッハw！どや？うまいやろw」
『もちもちです…』
kn「そら餅やからなぁ！w」
一段と陛下の笑い声が響いた。
kn「ごちそうさんしたァ〜」
『ごちそうさまでした。』
kn「はー、おもろかったぁw」
食べ終わったあと、お腹をさすりながら陛下が言った。
『そんなに笑わないでください、さすがに少し恥ずかしいです。』
kn「いや、Aっていっつも大人な感じするから
可愛らしい反応見れてええなぁ思てw」
可愛らしい。その言葉に耳が反応した。
kn「ん？どした？」
『いえ、』
陛下と共に席を立つ。
言われ慣れない言葉に少しドギマギしてしまう。
『では、また明日。』
kn「おう。またな！」
自分の部屋に戻る。
陛下は、本当にずっといつも通り。
好きと言われた日が夢だったんじゃないかと思うくらい。
陛下を少し意識してみる反面、
何も考えなくていいんじゃないかなんて胡座をかいている。
毎日、こんな日が続けばいいと思うだけ。
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イデア(プロフ) - めさん» な、なんだってーー！！？(((すいません初コメにテンションが上がってしまいました、ありがとうございます…！！励みになります！ (2022年8月21日 0時) (
レス) id: 8186d383a3 (このIDを非表示/違反報告)
め - この作品ほんと大好きです (2022年8月21日 0時) (レス) @page47 id: b02816ae41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イデア | 作成日時：2022年6月19日 0時
