三十一話、貴方のおかげ ページ32
ぱちっ
目を開ける。
すると、すごく焦って心配そうな顔をしている
スモーカーさん
と、ヒナさんがいた。
「…え?……スモーカーさん?なん」
ギュッ!!
「え?」
スモーカー「馬鹿野郎!!!」
突然抱きしめられて、怒鳴られた。
何が何だかわからなくて混乱していると、
スモーカー「何で、何度も呼んだのに起きねぇんだ!!!」
「…え、いや、それは…」
スモーカーさんは、抱きしめていた腕をほどき、私の肩に手をおいて、しっかりと私の目を見た。
私は、頭がパニック状態になっているため、焦って何も言えなかった。
すると、もう一度私をぎゅっと抱きしめた。
スモーカー「心配……
したんだぞ…」
「…っ!」
スモーカさんの声が震えていた。
こんな声…始めて聞いた。
スモーカー「…本当に……
驚いた……」
「……」
そう言って、抱きしめる力を強めた。
私が、ちゃんといると確認しているように…
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________なんて、愛しいんだろう
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「………ごめん…ごめんね…
スモーカーさん……」
小さな声で、スモーカーさんに言う。
「……心配………したの……?」
もう一度スモーカーさんに確かめた。
すると、待っていた嬉しすぎる返事が返ってきた。
スモーカー「…っ当たり前だろ!!!」
「…っ!!」
力強く、心から言ったような言葉だったから、何かがこみ上げてきた。
そして、目が熱くなった。
「…うっ…スモーカー…さんっ…
ありがとう…」
スモーカー「………俺こそ…ありがとな……」
スモーカーさんは、私が泣いていることには何も言わなかった。
気づいてはいるけど、言わずにただ抱きしめ続ける。
そして、私の小さな泣き声を聞いて、優しく背中をさすってくれた。
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ううん…
スモーカーさん
ありがとう
は、私のセリフだよ…
貴方に出会えて…
やっと…
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________生きる希望を見つけました
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
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あずきいろ
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ちゃんこ鍋8号(プロフ) - 35kgとか昔流行ったヒドインかよ (2019年1月31日 20時) (
レス) id: d372c1ea53 (このIDを非表示/違反報告)
ニルバーナ - 身長159�僂蚤僚�35�圓呂気垢�に痩せすぎ (2018年10月27日 23時) (レス) id: 4ccc04c8ab (このIDを非表示/違反報告)
ありりん1日頑張ります - 今日もドンペリさんのお話みて (2014年3月28日 7時) (レス) id: a85be43c48 (このIDを非表示/違反報告)
悠 - めっちゃ面白いです!!この話を見て泣きました スモーカーさん大好きです これからも頑張ってください！！応援してます (2013年8月27日 4時) (レス) id: 2f65761ec5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ドンペリ | 作成日時：2013年2月20日 7時
