二十六話、神降臨 ページ27
?「あぁ〜あ、また泣かしているのかぃ〜サカズキ。」
突然の誰かの登場にその場にいた皆がその人を見た。
私も頑張って涙を抑えながら、ちらっと見た。
そこにいたのは、
ボルサリーノさんだった。
サカズキ「………何でお前がおるんじゃ…」
ボルサ「今、帰ってきたんだよぉ。沖の方までサカズキの怒鳴り声が聞こえてきてたよぉ。
こんなになかしちゃってぇ…」
サカズキ「…別に泣かしとなんかおらんわ」
ボルサ「いやいやぁ、この状況でよくそんな事が言えるねぇ〜。
Aちゃんが、大泣きじゃないかぁ…」
そう言うと、ボルサリーノさんは私の方に近づいて来た。
そして、しゃがみ込む私の頭を優しく撫でた。
ボルサ「可哀想にねぇ。サカズキはひどよねぇ、ほんとに。」
ボルサリーノさんは、ゆっくり私の隣に腰をおろし、そういった。
ほんとにこの人は優しい!
神が現れたように感じた。←
「…うっ、ボ、ボルサリーノさぁん!!
サカズキさん…ほんとにひどい、ですよっ…!!
外道で、すよっ…!!!」
ボルサ「あららぁ、それは辛かったねぇ。
サカズキ…君は最低なやつだねぇ
。」
私が、サカズキさんの悪口を言ってやると、ボルサリーノさんもサカズキさんに言ってやってくれた。
私の味方だぁ!!
サカズキ「お前らは、甘すぎるんじゃ!!」
ボルサ「いやぁ〜、こんな可愛いAちゃんに泣かれたら許しちゃうよぉ〜」
「ボルサリーノさぁぁぁん!!!
可愛くはないけど、嬉しいよぉ!」
すごくいい人なボルサリーノさんに思わず嬉しくて抱きつく。
そして、抱きついた私の頭を自分の胸にちょっと押し付けた。
サカズキ「…」
ボルサ「おやぁ、何睨んでるんだぃ?…怖いねぇ…」
えっ!?サカズキさん睨んでるの!?
みようと思ったけど、ボルサリーノさんにぐっと抱きしめられてるから見れなかった。
海兵「…あっ、あの……赤犬大将……そろそろ行かなくては……」
サカズキ「…もういいわ…」
そして、サカズキさんが歩いて行く足音が聞こえた。
どんどん音が遠くなって、船が出発した。
あっ、そっか行こうとしてた時に怒ったんだ…。
ボルサ「行っちゃったねぇ…。」
「ぷはっ…はい。」
やっと、ボルサリーノさんが自分の胸に押し付けていた私の頭を離してくれた。
息ができなかったから少し深呼吸をした。
そして、流れていた涙ももう出なくなっていた。
二十七話、サカズキさんの思い。→←二十五話、サカズキさんはマジで怖い…
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ちゃんこ鍋8号(プロフ) - 35kgとか昔流行ったヒドインかよ (2019年1月31日 20時) (
レス) id: d372c1ea53 (このIDを非表示/違反報告)
ニルバーナ - 身長159�僂蚤僚�35�圓呂気垢�に痩せすぎ (2018年10月27日 23時) (レス) id: 4ccc04c8ab (このIDを非表示/違反報告)
ありりん1日頑張ります - 今日もドンペリさんのお話みて (2014年3月28日 7時) (レス) id: a85be43c48 (このIDを非表示/違反報告)
悠 - めっちゃ面白いです!!この話を見て泣きました スモーカーさん大好きです これからも頑張ってください！！応援してます (2013年8月27日 4時) (レス) id: 2f65761ec5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ドンペリ | 作成日時：2013年2月20日 7時
