でもやっぱり君がいい (ページ12)

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11.みんなページ12

マホトside

｢おー！海だー！｣

車の車窓から顔を出したA

結局、Aの誘いで仲間家皆で海に行くことになった

｢あ、ほんとだ！｣

｢結構きれい｣

｢だね、でも人少ない｣

今日はラッキー？

｢じゃあ、そこら辺で待っとくわー｣

｢わかった！｣

そして海につき更衣室でAと別れる

｢遅いね、Aちゃん｣

｢まぁ、女の子だから｣

それから10分ぐらい？

俺らは着替え終わり砂浜に敷いたレジャーシートにすわってまっていると

｢ごめん！待ったよね｣

少し息を荒くしながらきた薄ピンク色のスカート風の水着にビキニ姿のA

可愛すぎか

いつもはカジュアルでクールな感じの服が多いから女の子らしい可愛い感じは少し新鮮

｢可愛い｣

とサグワが言った

｢え！ほんと？！｣

｢うんうん！｣

｢やっぱ、サグワくんはいい子だなー｣

人見知りのサグワでもAには心を開いてる

てか、サグワは素直にものを言えて羨ましい

｢でも意外とAちゃんってひんにゅ｣

｢殴るよ？｣

そう言った相馬さんに殴りかかろうとするA

｢でも、少なくとも俺がもんだから前よりかは大きいはず｣

俺の発言にお怒りの様子のA

｢静かに中指立てられるのが一番怖い｣

｢あ～！いた～！｣

そこに現れたのはステップ

｢あ！遅かったね？｣

｢車置きに行ってたんですよ～！｣

｢あー、そっか！｣

｢じゃあ、みんな揃ったところだしビーチバレーでもしない？｣

｢おー！さんせー！｣

ぐっぱでチームに決めてビーチバレーが始まった

｢相馬さん転けすぎ笑｣

｢いや、だって転けるじゃん！(？)｣

無駄に転けまくる相馬に爆笑したり

｢A弱すぎ笑｣

｢はぁ？！うるさいわ！｣

とか言って途中からドッチボールになってしまったり

このメンバーでいると何もかも忘れて無邪気な子供のようになれる

今日だけ、大人を忘れさせてください