No.31 着付け ページ31
Aside
やっぱりマホトくんにも許可取っといた方が良かったかな
そんな事を考えながら歩いていた
｢待ち合わせまで後2時間｣
時間には余裕がありそう
1回家に帰るほどの時間はあるね
｢よし｣
インターホンを押し
もるさんが出てきてくれた
｢おー、Aちゃん!入って入ってー｣
｢急にごめんね、お邪魔します、｣
私は部屋に入った
｢可愛いね、その浴衣｣
もるさんは私が持っていた紙袋に入った浴衣に目を下ろした
｢ありがとう!友達と買いに行ったんだけど結局着たのは1回だけだったの｣
｢じゃあ、今日で2回目ってことか｣
そう言いながらもるさんは浴衣を広げた
｢そうなの!
そう言えばマホトくんは?｣
｢あー、部屋で寝てるよ
起こしてこようか?｣
｢ううん、大丈夫!
疲れてるんだねきっと｣
浴衣の下はそのままでいっか
とぼそっと呟いてから
｢忙しそうだしねー｣
腕通してー
と言われて私は浴衣に腕を通した
｢じゃあ可愛い姿見せないとね｣
｢え?マホトくんに?｣
この話の流れからいくとそうだろう
｢他に誰がいんの笑
恋人なんだから一緒に行くでしょ?｣
｢え?!｣
私の顔が赤くなるのがわかる
｢若しかして別れたの?｣
そう言いながら帯を私の後ろにまわした
｢いやいや!!
元々そんな事ないよ!
ただの幼馴染!｣
｢嘘?!仲良いからずっと付き合ってたと思ってた
じゃあ今日は誰と行くの?｣
｢りっくんと行くの｣
｢りっくん?｣
｢そう!!すしらーめんりくくん!｣
｢ありゃりゃ、こりゃ嫉妬しちゃうね｣
｢マホトくんが嫉妬?
そんな訳｣
｢ありありだよ
まあ、言わないけどね笑｣
後々大変な事になりそうだから
そう言いながら
器用に帯を結び
整えている
｢でーきた｣
｢おお!!凄い!!｣
こんな短時間でこんな綺麗に出来ちゃうなんて
｢後は、髪かな｣
｢え?!髪の毛もしてくれるの?｣
もるさんの言われるがままにしていると出来たのはゆるいお団子
｢うあー!!可愛い!!ありがとう、もるさん!｣
｢いえいえ
元がいいから何でも可愛く見えるんだよ｣
すると、部屋のドアが開いた
｢あ、Aじゃん｣
中に入ってきてのはマホトくんだった
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なの(プロフ) - 芹ちーさん» ありがとうございます！！これから夏休みで毎日一日中部活なので更新頻度落ちますが宜しくお願いします！！ (2017年8月1日 23時) (
レス) id: 170cdda07e (このIDを非表示/違反報告)
なの(プロフ) - あやのさん» いえいえ！こちらこそありがとうございます！！ (2017年8月1日 23時) (レス) id: 170cdda07e (このIDを非表示/違反報告)
なの(プロフ) - なあさん» ごめんなさい！！ヒカルさん落ちの番外は難しそうです…ですが！ヒカルさん落ちの小説つくるかもしれないのでその時は是非宜しくお願いします！！アカウント変えたので主にこっちかな？ (2017年8月1日 23時) (レス) id: 170cdda07e (このIDを非表示/違反報告)
芹ちー - マホトくんオチ嬉しいです！更新応援してます！ (2017年7月21日 0時) (レス) id: c9538b7bda (このIDを非表示/違反報告)
あやの - 嬉しいです！！ありがとうございます(T_T) (2017年7月4日 23時) (レス) id: fa8761fcb7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽかごろん* x他1人 | 作成日時：2017年5月25日 21時
