No.20 後輩 ページ20
りくside
｢散歩行こっか、ウェーブ｣
尻尾を降って喜んでいるウェーブにリードをつける
｢今日は涼しいな｣
河川敷沿いを歩いていると
｢あ、Aちゃんだ｣
向こう側にAちゃんが見えた
Aちゃんは2つ上の高校の時の先輩
もう卒業しちゃったんだけどねAちゃんは
でも、なんで先輩をちゃんずけ出来ると思う?
元カノだからだよ
｢ウェーブ放しちゃおっか｣
俺はAちゃんの方に向かってウェーブを放した
案の定、ウェーブはAちゃんのところに行ってくれた
これで話すきっかけが出来た
ウェーブナイス!!
｢ごめんさーい｣
俺はAちゃんのところに行って屈んでいるAちゃんに声を掛けた
｢りっくん?!｣
｢あはは笑久しぶり!!｣
｢めっちゃ久しぶり!｣
いつものへにゃっとしたゆるい笑顔で言ってくれた
やっぱり可愛い
確か、俺とAちゃんの出会いは委員会の時
Aちゃんが遅くまで委員会の仕事をしてた時俺が同じ委員会だからって手伝ったんだけっけ
ぶっちゃっけ初めて見た時から一目惚れって感じでちょっとだけ好きだったんだけど
話しているうちにもっと魅力に惹かれていっていて
出会って3ヶ月目には告ってた
返事はまさかのOKで本当にびっくりしたんだよね
でも、最終的には1年ぐらい付き合って
りっくん忙しそうだから
って振られちゃった
今思えば夢のような1年だったなって思う
｢あと1年でりっくんも卒業かー｣
｢うん、早い｣
｢ホントだよ、もう18歳でしょ?｣
｢だねー、Aちゃんは20歳でしょ?｣
｢そうなのそうなの!!お酒だって飲めるし!｣
｢お酒とか弱そう｣
｢よく分かったね笑あんまり強くないんだ
りっくんも20歳になったら一緒に飲も!｣
｢そんな事言っちゃって、まだ20歳なりたてなのに笑｣
｢なんだよー、その先輩への口の利き方はー!!｣
俺のほっぺを両手で掴んだAちゃん
｢あー!!ごめんごめん!!痛い痛い｣
｢えへへ笑可愛い｣
｢男の人に可愛いは禁物だよ?｣
そう言って俺はAちゃんの頭を撫でた
｢りっくんにも舐められたら終わりだな｣
｢舐めてないよ笑｣
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なの(プロフ) - 芹ちーさん» ありがとうございます！！これから夏休みで毎日一日中部活なので更新頻度落ちますが宜しくお願いします！！ (2017年8月1日 23時) (
レス) id: 170cdda07e (このIDを非表示/違反報告)
なの(プロフ) - あやのさん» いえいえ！こちらこそありがとうございます！！ (2017年8月1日 23時) (レス) id: 170cdda07e (このIDを非表示/違反報告)
なの(プロフ) - なあさん» ごめんなさい！！ヒカルさん落ちの番外は難しそうです…ですが！ヒカルさん落ちの小説つくるかもしれないのでその時は是非宜しくお願いします！！アカウント変えたので主にこっちかな？ (2017年8月1日 23時) (レス) id: 170cdda07e (このIDを非表示/違反報告)
芹ちー - マホトくんオチ嬉しいです！更新応援してます！ (2017年7月21日 0時) (レス) id: c9538b7bda (このIDを非表示/違反報告)
あやの - 嬉しいです！！ありがとうございます(T_T) (2017年7月4日 23時) (レス) id: fa8761fcb7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽかごろん* x他1人 | 作成日時：2017年5月25日 21時
