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遡る事、俺らがまだ恋だの愛だのに疎く、ただただ海ではしゃぐのが楽しかった頃。
『しょーちゃん！まって！』
周りは海に囲まれて、遊ぶのは海。
安｢A〜！しょーちゃん待ってるからそんな走ったら危ないでぇ！｣
A、9歳。ぼく、12歳。
過疎化したこの町は必然と子供も少なく、近所に住んでるのはAだけで。遊ぶのも登校するのも下校するのも。Aだけやった。
一人っ子のAは、僕を兄のように慕い、僕もAを妹のように可愛がった。
僕もAも海が大好きやった。
僕は潜るのが得意で、素潜りして貝を取ったりするワンパクなガキやったな。
Aは泳ぐのが得意で、将来は水泳選手になるって言ってた。
『えーい！』
安｢こ、こら！！｣
ばしゃーーん！！
『ぷはー！！こっから飛び込んだ方がしょーちゃん近いわあ！』
本来なら砂浜から泳いでこなあかん海に、近道や言うて少し小高い岩場から飛び込む位お転婆な子やった。
｢A〜！しょうたくん！そうめん出来たで〜！戻っといでー！！｣
『はあい！！』
安｢ありがとぉー！｣
海から目と鼻の先にあるAのお家兼お店。
"Cafe 潮騒"
海の音が聴こえて、風の音が聴こえて、ありとあらゆる自然を感じることが出来る。Aも、おばちゃんもおっちゃんも、この優しい自然の空気を纏ったこの家も全部大好きやった。
｢Aまた！砂付いたままお店に入りな！！裏から入り！｣
『だってこちからの方がお外のお席近いねんもーん！』
そしてAは、
安｢よしゃ、じゃあしょーちゃんがおんぶして行ったろ！｣
『え！しょーちゃん！大好きぃ！！』
テラス席で海を見ながら、食事をするのが大好きやった。
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∞鮭Eighter∞(プロフ) - うはー！愛し合って終わりとか最高ですっ！！←← つぎはあの方って、誰やああああああ！！！ (2019年8月24日 13時) (
レス) id: bebe1eefda (このIDを非表示/違反報告)
∞鮭Eighter∞(プロフ) - いえいえ！こちらこそですよ！ (2019年8月24日 1時) (レス) id: bebe1eefda (このIDを非表示/違反報告)
ちしる(プロフ) - ∞鮭Eighter∞さん» ご指摘ありがとうございます！訂正しました！！ (2019年8月24日 1時) (レス) id: a2e4589fec (このIDを非表示/違反報告)
∞鮭Eighter∞(プロフ) - 高いが高かいになってません？？いきなりすみませんorz (2019年8月23日 16時) (レス) id: bebe1eefda (このIDを非表示/違反報告)
∞鮭Eighter∞(プロフ) - ちしるさん» あ、ホントですか！仲間がいる〜！！笑 …いや、主人公ちゃんのビジュやばすぎないすか。私こんなに可愛くないですよぉ！？笑 (2019年8月22日 11時) (レス) id: bebe1eefda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちしる | 作成日時：2019年8月14日 8時
