SUMMER NUDE ～太陽～ (ページ25)

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☆ ページ25

次の日。

私は、波奈江ちゃんの家で、

髪の毛を巻いてもらっていた。

夏希には、メイクもしてもらってる。

私は波奈江ちゃんに聞いた。

あ「どうして、こんなにもやってくれるの？」

すると、波奈江ちゃんは、

波奈江「朝日がさ。

多分この街で、1番、子供っぽくない

のは、Aだと思う。って言った

の。」

あ「そうかな？笑」

波奈江「うん。でね。

Aにそんな思いをさせてるのは、

あの時。香澄の事を忘れられなかっ

た。俺のせいだって。」

あ「そんな事ないよ。」

波奈江「Aは知らないと思うけどね。

朝日。とっても後悔してる事がある

の。」

あ「なに？」

波奈江「俺が。Aが駿へたいする気持ちを

知ってながら、

咲という女の子をあの2人の間に、

無理矢理、入れようとしたんだ。

幼馴染って呼べる中に、入れよう

としてた。だから、俺は。別に咲と

駿が付き合っても、おめでとうしか

なかったと思う。って言ったの。」

あ「そう…だったんだ…」

私は言葉を失った。

でも、波奈江ちゃんは、穏やかな口調で話す

波奈江「それが1番の後悔でね。

一回、一週間。

Aが家から出てこなかった事が

あったでしょ？

駿に好きな人が出来たって言われてさ」

あ「うん。」

波奈江「私達も、あの時、始めて、

朝日の口から、それを聞いてね。

それを聞いて、1番、激怒したの、

誰だと思う？」

あ「夏希？」

私がそーゆーと、

メイクが終わり、ソファーに座って、

黙って聞いていた、夏希が笑った。

波奈江「違うよ。

光と、孝至と、せっちゃんと、賢二さん

と、夏希。」