夏と、恋人ちゃん。

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そして、向こうでエリちゃんに腕を引っ張られたサクラとAは苦笑いすると樹の手元からくじを引いた。Aやるんだ(笑)球技大丈夫なのか・・・？


風「女子のビーチバレーなんて見てるだけで楽しいよね」

大「誰が強いと思う？」

美「ユウちゃんじゃん？バレー部らしいし」

健「さて、リリちゃんは運動出来るのかな」

風「ビックリすると思うよ」

健「・・・？」

美「え？(笑)」


風磨がサングラスの下、ニヤニヤ笑ってると思いきや反対側にいるモロも負けないくらい顔を緩ませている。

「ミレイちゃんがズッコケたら助けないと！(笑)」と笑ったモロに「もう〜せんぱい！うるさいです！」とミレイちゃんは恥ずかしそうに声を上げた。



樹「お、上手くチームお姉さんとチーム年下ちゃんになったじゃん」

美「ほんとだ」

健「楽しみ」

風「チームお姉さんが勝っちゃうなこりゃ」

北「おい、リリ。お前は手、気をつけろよ？」

リ「はーい！ありがとう！ビーチボールだから大丈夫！！」


北斗の言葉に返事をしたリリは嬉しそうに腕を上げて「頑張るね！」と笑った。


岸「リリちゃーん！！頑張れー！」

怜「リリちゃーん！絶対勝ってね！！」

宮「リリ様！！」

リ「ガヤがうるさいんだけど？(笑)」

風「なんだあのチームリリカ(笑)」

健「めっちゃ応援するんじゃん(笑)」


応援団に手を振ったリリカはユウちゃんとミレイちゃんに寄るとコソコソ話し始めるから作戦会議か？と思いながらAたちのチームに目を向けた。


顕「ズッコケんなよ」

サ「転けないから？私結構運動できたでしょ？」

慧「エリカも顔が砂まみれにならないように」

エ「大丈夫！エリ、球技得意だから！」

慎「確かに体育祭で昔めっちゃ活躍してたじゃん！」

ジェ「エリカ最強説の一つだよ」

慧「そうだけども」

紫「A球技アウトだろ」

「本当それ...自信ないんだけど」

廉「お姉さんのカッコ悪いところバッチリ見たるで」

「うるっさいなぁ」

玄「そん時は動画に撮ってあげるね♡」


楽しそうだなぁと思いながらゲームがスタートするのを待つ。


健「リリカのやつ手を怪我したら終わりだわ」


念のためですけど、と救急箱を抱えて健人が隣に寄ってくるけど・・・過保護だなぁ(笑)

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