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ぐるっと私の身体の向きを変えて開いた背中に唇を落とすみゅうさん。
美「こんな開いた背中、みんなに見せやがって」
「・・・っ、」
美「A」
「っ、はっ」
美「これどうやって脱がす?」
「え、」
ベッドの背の上にある鏡越しにみゅうさんと目が合う。
ベッドの上にだらしなく座らされてこんな表情にさせられてる。
後ろから私を抱きしめたみゅうさんは耳元で「すげーえろい顔してるよ?」と囁く。「俺が好きって顔」とみゅうさんは呟くと私の首筋に鼻を擦り寄せてキスを落とした。
「っ。・・・みゅうさん、」
美「脱いで」
この可愛い水着、自分で脱げよ?と挑発した顔。
本当はこんなことしてる場合じゃないのに。
「ダメ、なのに・・・」
美「ダメなのに?」
涙目になって泣きそうな私を見下ろして私が水着に手を掛けるのを楽しそうに見つめる。
わたしはずっとみゅうさんの、支配下だ。
美「脱がなきゃ俺のためのその可愛い水着が汚れちゃうけど?」
「・・・ひどい、」
美「フッ(笑)」
いい顔。ってみゅうさんが私の涙を拭えば嬉しそうに笑って私にキスを落とした。私が自分で脱いで落とした上の水着。胸を乱暴に揉まれて声が我慢出来なくなるほどの甘い刺激に腰が抜けちゃうかと思った。みゅうさんの腕を掴んで襲い掛かる快感から逃げたくなってしまう。自分の胸に倒れこんだ私の身体を逃がさないようにぐっと抑えてニヤッと笑う彼が鏡越しに見える。
・・・この人は私を、上手に汚していくんだ。
美「きもちいーんだ?」
「みゅ、さん」
美「この口は俺の名前しか言えないの?(笑)」
満足そうに笑って水着の下をぐっとずり下げるとみゅうさんは私の脚を押さえつけて「恥ずかしい格好」とじっくり私を見つめた。
「やだ、」
美「やべえよ、お前」
まだなんもしてねーのに(笑)と笑いながら敏感な部分に触れてくるから待っていたかのように声が溢れてしまってみゅうさんは私を見下ろして笑った。
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作者名:愛美 | 作成日時:2020年9月8日 23時