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美「・・・、」
「っ。・・・?」
美「っ、」
ふと、ぶつかった視線。
Aは俺を見つめて眉を垂らすと何か言いたそうな顔をしたけど食事を終えて席を立ついつメンに気づいてハッとして俺から目を逸らした。
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いやぁ〜夏だね!と風磨がサングラスの下、視線を動かしてニヤッと笑う。
風「水着最高」
北「はぁ・・・お前はそればっかだな」
風「でも、数年前とかに比べたら最近の女子守ってるよな」
健「ここ最近は露出が少ない水着流行ってるな?」
樹「可愛いの多いよね」
美「まぁ、デザイン性は高いよね」
俺がそう口にすれば周りのみんなが「うんうん」と頷く。Aはどんな水着でやってくるのか気になってるところだけど、みんなに見られるわけだし・・・。楽しみなのと、ちょっと複雑なのと。
今日はゲームするとか決まってないわけで自由だから俺らはパラソルの下にいるけど、他はもう各々自由にやっていて。
ながつとか高校生組はすぐに海に飛び込んで行ってしまったし、その光景楽しそうだなぁと思いながら眺める。
そんな時、急に隣にいた健人が立ち上がった歩き出したと思ったら視線の先にはリリとユウちゃんがいたわけで。
風「みんなに見られる前に回収しにいくやつだな(笑)」
樹「独占欲がわかりやすく出てるよね」
離れていく健人の背中にそう口にして笑う。俺も職業柄、人の格好を見てしまうことは多いけど、確かに「彼女の水着姿」は見られたくはないよな。
相変わらずスタイルの良いリリは綺麗なウエストが強調されるウィングフリルの水着に下はジーンズのショートパンツ。そんな彼女を健人は俺らの前に来る前に連れて行ってしまった。
連れて行かれたリリを見つめて隣のユウちゃんはロングの髪の毛によく似合う麦わら帽子を抑えてクスッと笑った。リゾートっぽい雰囲気のロングスカートに肩からデコルテが綺麗に映えるハイネックの水着の彼女は「リリちゃん連れてかれちゃった」と笑いながら樹の隣に座って「日焼け止め塗った?」と樹に日焼け止めを差し出した。
樹「これすげーいいじゃん」
ユ「そう?よかった」
樹に褒められた彼女はニッと笑って樹に「塗ってあげる」と日焼け止めを手に出した。
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作者名:愛美 | 作成日時:2020年9月8日 23時