嫉妬【04LS/KOUHEI】 ページ7
KOUHEIside
「Aちゃぁ〜ん、ちゅーしてよぉ」
「ええ、ちょっと巨匠さん!やめてください〜笑」
最悪だ。
打ち上げなんかに彼女を連れてくるんじゃなかった。
今日はKEYTALKと俺らで対バンだったんだけど、AがKEYTALKに会いたいって言うもんだから連れてきてしまった。
べろべろに酔った巨匠が、Aの側を離れようとしない。
Aも酔ってるからか、どこか嬉しそう。
でもあいつ、KEYTALKの中で1番巨匠が好きって言ってたような...
くそっ、俺が彼氏なのに目の前でイチャイチャしやがって。
「なぁAちゃんさ〜俺のこと好きぃ〜?」
「ふふっ巨匠さんのこと大好きですよぉ〜!」
「あ〜可愛いなぁ、持って帰りてぇ」
あーもう我慢の限界。
「わぁ!こーへーくん!」
「A、帰るぞ」
「んぁっ、ちょっとこーへー!!」
俺はAの腕を引っ張り、無理やり巨匠から離れさせてそのまま店を出る。
ふとAの顔を見ると、ものすごく紅潮していた。
「ちょ、こーへーくんなんで急に引っ張るの、」
「あのさぁ」
全く人通りがない、深夜の細い一本道。
俺はAを壁に押し付けた。
「A、巨匠と仲良くしすぎ。
俺の彼女でしょ?妬いたんだけど」
「こっ、こーへーくん、顔が近いよ、」
「は?悪いかよ」
「だってドキドキしちゃ.....んっ」
「やっぱA可愛いわ...
あのさ、あまり俺以外の男と仲良くしないでよ...?」
「はぁい。わかりました〜!
ヤキモチ妬いちゃうこーへーくんかわいい〜笑 へへっ」
「てかお前酔いすぎ、家まで送るから」
「ありがと。こーへーくんすきっ」
Aはそう言うと、俺のほっぺたにキスをする。
「わぁっ、ちょ!A!」
「私がこーへーくん好きな証だよっ」
「わ、わかった...」
普段自分から全くキスをしないAからのキスで、俺のほっぺたはずっと熱いままだった。
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数日後
「ねえAからキスしてよ」
「えっやだよ」
「ちっ...この前やってくれたのになぁ」
「は!?いつの話...?」
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ゆずぽん(プロフ) - ちさとさん» お返事遅くなりました!読んでいただきありがとうございます!続編のほうでsumikaのおはなしをまた書こうと思います^^ (2019年11月24日 2時) (レス) id: 33055f6345 (このIDを非表示/違反報告)
ちさと - sumikaの片岡さんとおがりんの話、最高でした!!もちろん他のも良かったですよ!!私の妄想を盛り上げてくれて本当にありがたいです(笑) (2019年7月28日 15時) (レス) id: 11c343a2b9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずぽん(プロフ) - つぐみさん» わざわざコメントありがとうございます!遅くなってすみません。まだ読んでいただけていて嬉しいです(;_;)今後もどうぞよろしくお願いします (2019年2月7日 2時) (レス) id: 2549215dd1 (このIDを非表示/違反報告)
つぐみ(プロフ) - こんばんは!リクエスト作品読ませて頂きました。ちょっと強引な巨匠…良いですね…!ドキドキでした!素敵な作品をありがとうございました。これからも作品楽しみにしています〜! (2019年2月2日 20時) (レス) id: 8081f21b91 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずぽん(プロフ) - つぐみさん» つぐみさん、返信が遅くなってしまってすみません。コメントありがとうございます!私の変な妄想にお付き合いいただきありがとうございました...笑 私もそんな感じの巨匠好きなのでまた投稿しますね^^ (2018年9月5日 1時) (レス) id: 2549215dd1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆずぽん | 作成日時:2017年7月24日 0時