夢の国【Brian the Sun/小川真司】 ページ13
真司side
今日は彼女のAと夢の国、TDLに来ている。
数日前、地方でのライブ後にホテルで寝ようとしていた時Aから「雑誌のプレゼント応募でTDLのペア2日券当選したから行こう!」と電話があった。
俺は即効OKして今日に至る。
久しぶりに見たAの無邪気な笑顔に、
俺も思わす笑みがこぼれる。
お揃いのぬいぐるみを買ったり、コスチュームを借りて記念撮影をしたりして、
時間はあっという間に過ぎていった。
「楽しかったね!」
「Aお化け屋敷怖がりすぎでしょ?笑」」
「そんな真司だってジェットコースターちょっと怖そうだったじゃんか!笑
着いた!ディズニーホテル!」
「わっでけえ」
初めてのディズニーホテルで俺もAもテンションが上がりっぱなし。
受付を済ませ、自分たちの部屋へ向かう。
「わぁ〜!!」
「すごい夜景が!」
「めっちゃ綺麗」
案内された部屋はまさかの最上階。
そこからの夜景は絶景だった。
2人部屋のはずなのに、部屋はとても広くて、
部屋の真ん中にあるダブルベッドには可愛いキャラクターのぬいぐるみか置かれていた。
「風呂気持ち良かった!」
「おかえり!お風呂めっちゃ広かったでしょ?笑」
「すっごく広くてびっくりしたわ笑」
「明日は早起きして開園してから1番乗りで入ろう!乗りたいのまだたくさんあるし!」
Aはそう言ってベッドに倒れこむ。
一緒のベッドで同じ時間になるのって少し久しぶりな気がする。
んー、
襲いたい...
「真司も一緒寝ようよ」
Aは俺のシャツの袖を引っ張って上目遣いでそう言った。
「ねぇA、ひとつ俺のお願い聞いてくれない?」
「なあに?」
「その、してもいいですか」
「え」
Aは照れたのか、近くにあったミッキーのぬいぐるみを取って顔を隠す。
「ミッキーのせいでAの顔が見えませーん」
「だって恥ずかしいんだもん、久しぶりだし」
「Aが嫌ならやらないけど。どうする?」
俺がそう言うと、Aはぬいぐるみを横に置く。やっと見えたAの顔は赤く染まっていた。
「いやじゃ、ないよ」
「ふふっ、可愛い...優しくするから」
次の日開演時間までに起きれなかったのはここだけの話。
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ゆずぽん(プロフ) - ちさとさん» お返事遅くなりました!読んでいただきありがとうございます!続編のほうでsumikaのおはなしをまた書こうと思います^^ (2019年11月24日 2時) (レス) id: 33055f6345 (このIDを非表示/違反報告)
ちさと - sumikaの片岡さんとおがりんの話、最高でした!!もちろん他のも良かったですよ!!私の妄想を盛り上げてくれて本当にありがたいです(笑) (2019年7月28日 15時) (レス) id: 11c343a2b9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずぽん(プロフ) - つぐみさん» わざわざコメントありがとうございます!遅くなってすみません。まだ読んでいただけていて嬉しいです(;_;)今後もどうぞよろしくお願いします (2019年2月7日 2時) (レス) id: 2549215dd1 (このIDを非表示/違反報告)
つぐみ(プロフ) - こんばんは!リクエスト作品読ませて頂きました。ちょっと強引な巨匠…良いですね…!ドキドキでした!素敵な作品をありがとうございました。これからも作品楽しみにしています〜! (2019年2月2日 20時) (レス) id: 8081f21b91 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずぽん(プロフ) - つぐみさん» つぐみさん、返信が遅くなってしまってすみません。コメントありがとうございます!私の変な妄想にお付き合いいただきありがとうございました...笑 私もそんな感じの巨匠好きなのでまた投稿しますね^^ (2018年9月5日 1時) (レス) id: 2549215dd1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆずぽん | 作成日時:2017年7月24日 0時