新婚旅行-７- ページ15
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毎回感じる事だけど
風呂上がりの修也はどことなく色気を漂わせていると思う
重力に従って垂れ下がる髪はしっとりと濡れていて
首筋を密かに伝う雫はどこか色っぽい
……なんて、男の人に言うような事じゃないけど
豪｢ん、どうした…?｣
あ｢ううん｣
ベッドに腰掛け濡れた髪を拭きながら私は修也の方をじっと見ていた
視線に気付いた修也は私の方を見てううん、の言葉を聞くと少し照れくさそうに目を逸らした
いつも余裕な様子の修也だけど、私がじーっと彼を見てるとたまにふい、と目を背ける
最近私が知った修也の可愛い癖
豪｢早く髪乾かさないと風邪ひくぞ｣
あ｢うん、今から乾かす｣
話を逸らすようにそう言う修也を見て私はクスリと笑みを溢す
私が部屋に設置されていたドライヤーを手に取ると
修也は何故か私に右手を差し出してきた
豪｢ん｣
あ｢へ、何…?｣
豪｢それ、貸して｣
それ、とは私が持っているドライヤーの事で
私は不思議に思いながらも修也にドライヤーを渡した
すると鏡の前に連れて行かれそこに設置されている椅子に座らされる
鏡には私と後ろにドライヤー片手に立つ修也が映ってて
あ｢えっ、いいよ…!自分で乾かすから…っ｣
豪｢いいからじっとしてろ｣
カチ、という音と共にドライヤーの電源がONになる
暖かい風が吹いて修也が私の髪にそっと触れた
あ｢じ、自分で出来るってば……｣
豪｢駄目、その間俺が暇になるから｣
気恥ずかしい想いを抱きながらも私はじっとされるがままにしていた
でもそれは決して嫌なものではなくて
修也の手つきは優しくて心地良かった
あ｢何か…手慣れてるね｣
豪｢まぁ…小さい頃よく夕香にやってあげてたからな｣
あ｢さすが面倒見の良いお兄ちゃん｣
そっか
夕香ちゃん、いつもこんな事してもらってたのか
……なんて、ちょっとだけ羨ましいなって思ったのは
私だけの秘密って事で
ラッキーアイテム
革ベルト
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桜田早苗(プロフ) - ＲＩＮさん» そうそう!よく分かったね(゜▽゜*)さすがッス(笑) (2013年3月7日 10時) (携帯から) (
レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
ＲＩＮ(プロフ) - フレーズってYUIさんのYOU? (2013年3月6日 15時) (レス) id: d196dc0038 (このIDを非表示/違反報告)
桜田早苗(プロフ) - NOMU☆さん» そうですね、書いてる方も何だか寂しいです(´ω｀)本当に今までありがとうございました…!! (2013年3月6日 13時) (携帯から) (レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
桜田早苗(プロフ) - 水鳥 ＃さん» 長々と放置してしまいすみませんでした(;＞_＜;)そしてありがとうございました…! (2013年3月6日 13時) (携帯から) (レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
桜田早苗(プロフ) - 璃乃さん» 返信遅れて申し訳ありませんっ;;えっと、ユーザー名は“沙枝”です(^^)読んでくださりありがとうございました…! (2013年3月6日 13時) (携帯から) (レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜田早苗 | 作成日時：2012年8月16日 13時
