強引な君

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お店の人がだんだん少なくなってきた。そりゃそうだ。今夜の11時23分だもん。




あ、私佐々木カナ、まだまだいけますよーーー!!!!!



愛「ちょ、カナ?!そろそろヤバくない?!帰る？」


何言ってんのあいみちゃん、私はまだまだへーいーきーだーよー♡


主『ちょっと、トイレ…』

愛「吐かないでね？足元気をつけて」

主『ありがとうございやーーーーアハハハ♪』


結局角に足のスネをぶつけて悶絶。


愛「はぁ…お兄さん、お勘定よろしくー」


「はーい」



主『あっれー愛美、もう帰るのー？まだ飲みたいー』


愛「早くトイレ行きなさい!!」

主『ういーーーー』ｶﾞﾁｬ








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in外

愛「もーカナ？大丈夫？送る？」

主『あー大丈夫大丈夫、ありがとね？』



夜風が気持ちいい。

いやー今日は凄くいいストレス発散になった。

心が軽い。頭はふわふわしている。



主『あーいーみー？また呑もうね？』


愛美の首に腕を絡める。


愛「おっ、きたねカナちゃん悪酔いモード！分かったよ？じゃ、またね？」

主『バイバーイ』


ぎゅうううううううううううううううう



愛「ちょっ、きついー！こんな暗い所でずっと抱きしめあってると変な感じにみられちゃうじゃん！」


主『うー…大好きーー!!』


愛「はいはい、じゃ、私帰るから！またね！」








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愛美は帰ってしまった。…淋しい。








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頭がクラクラする。

主『うえー明日二日酔い確定だなこりゃ』








自宅がある階まできた。あとは、鍵をさすだけーー







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ん？あれ？入らない？








主『あーもうなんではいらないのよー』







一気に力が抜け、地べたに座る。








あーもう、今日はここで寝ちゃえ!!!!!







ブラウスのボタンを少しあけ、開かない扉によっかかる。







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そのあとは、覚えていない

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