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私の会社のビルは色々なジャンルに富んでいて、上の階には雑誌などを多く扱っている会社が存在する。



寺島さんの職業を知っているから、納得がつくわけで、もし、寺島さんの職業を知っていなかったら、ただのパニクり野郎になっていたと、思う。






主『寺島さん、お久しぶりです。先日はすみませんでした。ご迷惑をかけてしまって』


エレベーターには、寺島さんと私だけだ。


寺「いえいえ、ところで佐々木さんはなんでここに?仕事?」ニコッ


きた、寺島スマイル。けしからん。


主『そうなんです。これからお昼ご飯買いに行こうと思ってて』


そうなんだ〜と、寺島さん。今日の寺島さんは仕事モードでかっこいい。いつものメガネにシンプルなデザインのジャケットが良く似合う。




そういえば、私、達央さんの仕事の格好見た事ないな…



って、また達央さんのこと考えちゃってるし…


はい、忘れた忘れた!!!!!



主『寺島さん、上の階でお仕事ですか?』

寺「そうそう、今度新しいシングルが発売するんだ、その取材でさ、今終わって帰るとこ」

主『寺島さん、歌手もやられてるんですか?すごいですね!尊敬します!』

寺「じゃあ、今度発売したらプレゼントするよ!」

主『本当ですか?!ありがとうございます!!』

寺「ってか、なんで僕の仕事知ってんの?だれかから聞いた?」

主『達央さんに聞きました!それにしても、演技もできて、歌も上手なんて、すごいです!!』




エレベーターに人がたくさん入ってくる。寺島さんとの距離が近くなる。あ、いい匂い。


おっと、キモイキモイ。



寺「いやいや、僕の他にもいっぱいアーティストやってる人いるよ?佐々木さんの近くにもいるし」


少しニヤリとした。私の近く…?




あっ




主『えっ、たっ、達央さんもやってらっしゃるんですか?』

寺「そっ、アイツはバンド組んでるよ。最近3回目の武道館2days成功させたらしいし、アイツかっこいいよー」



知らなかった。まぁたしかに達央さんはどことなくロックな感じはある。でもまさか、武道館ライブまでやってらっしゃるとは…!!すっ、すっげぇ…



なんて、話しているうちに、1階へ着いた。







寺「じゃあ!ありがとー!またね!」



主『あっ、ありがとうございましたー!!これからも頑張ってくださーーい!!』




寺島さんはまた寺島スマイルを発射し、足早に去っていった。

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設定タグ:鈴木達央 , 寺島拓篤 , 声優   
作品ジャンル:恋愛
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九龍(プロフ) - オリジナルフラグ外してください。編集ページから外せます。 (2017年3月25日 18時) (レス) id: 9aa08c413a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ホソヤサーン | 作成日時:2017年3月24日 14時

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