11 ページ12
寺「いやぁ〜まさか達央と佐々木さんが知り合いだとはな〜。びっくりしたよ」
結局寺島さんと一緒に歩くハメに。
嫌な気分ではないからよし。
あのあと、寺島さんに達央さんと知り合いってことだけは伝えた。自宅が隣りで一回襲われそうになったことなんて伝えない。
だが、こんな爽やかお兄さんと、少し強引で、イメージが少し悪い達央さんがなんで友達なんだろう…
気になる所だ。
まあ、またあとで聞こう。そうしよう。
寺「佐々木さんはいくつなの?あっ、こんな事女性に聞くのは失礼だったかな」
そこの気遣い最高です。有難い。
主『私は29歳です。まだ、独身です。寺島さんは?』
寺「えぇっ!まだ独身なんだ!以外だったなそれは。彼氏さんはいるの?あっ、僕は33だよ。達央も33で同い年なんだ。」
彼氏……痛い所をついてくるなぁ…
主『彼氏はいないですよ。2ヵ月前にはいましたけどね…』
雰囲気が一気に変わる。
余計なことを言ってしまった。後悔。
寺「そうなんだ…ごっ…ごめんね、なんか、あの」
寺島さんも少し動揺している。悪いことをしてしまった。
主『すみません。暗くなってしまって。寺島さんはどこまでいくんですか?』
話題を変える。
寺「〇〇マンションだよ。佐々木さんは?」
えぇ、同じマンションですとも、なんたって、あなたの向かう場所は私の家の隣りなんですからね。
主『あっ、奇遇ですね。私も同じマンションなんですよ!!』
なんて言ってみる。スマイル全開で。
寺「えっ、ホントに?!じゃあ、一緒にまだ歩けるね!!!」
なぬ。今さらっとカッコイイこと言った。爽やかかよ。
主『そうですね。実は私と鈴木さんお隣りさんどうしなんですよ。あっ、あそこです。』
自宅到着。
寺「そうだったんだね。じゃあ、僕いくね。ありがとう。また、会えたら会おうね!」
また、カッコイイこといった。自然に出ちゃうのかな?この方は。
寺「あれ?達央いない。鍵あいてない。今日休みなはずなのにな。」
達央さんの家の扉はビクともしない。どっかいったのかな。
主『鈴木さん、いないんですか?』
後ろから足音が聞こえた。
達「あれ、カナちゃん、今
“鈴木さん”っていった?」
133人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「声優」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
九龍(プロフ) - オリジナルフラグ外してください。編集ページから外せます。 (2017年3月25日 18時) (レス) id: 9aa08c413a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ホソヤサーン | 作成日時:2017年3月24日 14時