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振り向く。そこには、私より少し年上っぽい男性の方が。



主『どうされました?』





男性はニコニコしながら私の持っているひき肉達を指さして、

?「あの、後で良いのでこのひき肉、1パックよろしいですかね。」





恥ずかしい所を見せてしまった。
どちらがお得かケチ臭い品定めを爽やか素敵お兄さんに見られてしまった。心拍数やべぇ。



主『あっ!すっすみません。今渡しますね!!!』

?「あっ、あなたが選ばなかったもので僕はいいですよ。どうぞ?」


笑顔で返された。なんか周りにキラキラが見える。
嗚呼、完全に住む世界が違う気がする。てか違う。


少し、戸惑ってしまった。



主『じゃあ、お言葉に甘えて…』




早急に選び、男性の方に残りの1パックを渡す。
勿論、良いものを。当然。



主『すみません。お見苦しい所を』

?「いえいえ、僕も料理するのでついつい品定めをしちゃうんですよ。だから、分かります。」


な、なんて素晴らしい方なのだろう。キラキラ輝いて見える。素晴らしい…



?「あっ、僕は寺島といいます。寺島拓篤です。」


寺島さん。この近くに家でもあるのかな。



主『私、佐々木カナといいます。』


えっ…なんかいい雰囲気じゃね?
まじてまじで、うん。









そのあと、2人ともお会計にいき、用事を済ませ、そとに出た。







主『寺島さんは、この近くに家があるんですか?』








気になったことは何でも聞いてしまうクセを直したい。
たまに聞かなくてよかったこともあるし…








寺「ううん。僕の家はここになくて、これから友達んち行こうと思って!」





そうなのか。聞いて損はしなかった。



主『友達さんはどんな方なんですか?』




寺「えっとねー鈴木達央って人!!ってわからないよね!!!」









ん?









ん?ん?なになに?え?









スズキタツヒサ?









寺「えっもしかして、知ってるの?達央のこと。」









前言撤回。









聞いて損してしまった。

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設定タグ:鈴木達央 , 寺島拓篤 , 声優   
作品ジャンル:恋愛
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九龍(プロフ) - オリジナルフラグ外してください。編集ページから外せます。 (2017年3月25日 18時) (レス) id: 9aa08c413a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ホソヤサーン | 作成日時:2017年3月24日 14時

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