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「俺も、ここ初めて来たんだ」
「そう、なんだ」
「めちゃくちゃ綺麗だよな」
星を見上げた隆二くんが話してる。
希望に溢れた目をして、優しい顔をしてる。
わたしは、ちゃんと、返事出来てるかな。
変なことしてないかな、
少しもぎこちなくなってないかな、
「昔、祭りで迷子になっちゃってさ」
そんな心配を他所に
ポツリ、隆二くんが言葉を繋げていく。
「すごい怖くてさ、一人で泣いてた。
だからAちゃんきっと一人で怖いだろうなぁって、」
「こわかった…」
「だから、もう一人で走っていっちゃダメ。
俺の話もちゃんと聞く。いい？」
ちょっとずつ、手と手が触れ合って
はぐれないためにとか、そんなんじゃなく
握られた手。
もどかしかった、空虚だった、寂しかった手が
貴方の体温で溢れてる。
その刹那、ぐっと引き寄せられ
またすっぽり隆二くんの胸の中。
「聞こえる？…俺、すっごいドキドキしてる」
「うん…」
「Aちゃんは？」
「…わたしも、」
「ふふっ、良かった」
ドキドキは止まることを知らない
そのまま上を見ると隆二くんと目があって
体温もまた、収まることをしらない
でもそれが心地よかった
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「ねえ、Aちゃん？」
「なに、隆二くん？、」
「一目惚れって信じる？俺はね…」
_____ ドーン
隆二くんの言葉を遮るように
無数の星屑の中に、綺麗な火花が舞い上がった
音に驚いて二人とも上を見上げた
夜空に舞い上がった色とりどりの花
それは、今まで見た中で一番輝いていた
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なっちゃん(プロフ) - きゅんきゅんでやばいです！隆二くんかっこよすぎですね(；＿；) (2016年12月18日 12時) (
レス) id: 5578bae0ff (このIDを非表示/違反報告)
おっちょこちゃい(プロフ) - 読ませて頂きましたー！！これからの更新も楽しみにしております！！！ (2016年9月22日 21時) (レス) id: 225e7a6dd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作成日時：2016年9月22日 21時
