『報告』 ページ6
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⋯⋯ついにきた。
メンバー全員でのお仕事の今日。
テレビ局の廊下を、ともくんと手を繋ぎながら歩く。
｢⋯⋯じゃあ、入ろっか｣
｢⋯⋯うん｣
楽屋のドアの前で一度立ち止まると
ともくんと私は目を合わせ、小さく頷き合うとドアを開いた。
｢おはよう｣
｢⋯⋯お、おはよう｣
ドアが開いた途端、みんなの視線が一気に私たちに向けられる。
｢⋯⋯おう、おはよう｣
｢おはよう⋯⋯｣
その表情は真剣で⋯⋯気になっていることは、みんな一緒だよね。
｢⋯⋯あのさ、みんなには事前に報告してたと思うけど
俺、昨日Aにプロポーズした。それで⋯⋯｣
真っ直ぐにみんなの顔を見つめながら、言葉を続けるともくん。
そして指輪がはめられた私の左手を取り、優しく微笑んだ。
｢無事にオッケーを貰えて、結婚することになりました｣
その言葉を伝えた瞬間、みんなの顔に笑顔が浮かんだ。
｢おめでとう！！神ちゃん！A！｣
一番最初に私たちのとのろに駆け寄ってきてくれたのは、崇くん。
｢⋯⋯おめでとう、ほんまに⋯⋯おめでとう｣
崇くんの後ろで大粒の涙を流すのは、あっくん。
｢二人一緒なら絶対に大丈夫や。おめでとう｣
そんなあっくんの隣で、優しく笑う淳くん。
｢神ちゃん、Aのこと頼んだぞ。⋯⋯おめでとう｣
真剣な表情でともくんの肩をポンッと撫で、そう呟いた大ちゃん。
｢⋯⋯おめでとう｣
目を細めて優しい眼差しで私たちを見つめる、流くん。
｢⋯⋯幸せになってな｣
涙を堪えながら、真剣な表情でそう言ったのんちゃん。
⋯⋯みんな、ありがとう。
出会った時から変わらないみんなの優しさと愛情に
私も少しだけ泣きそうになった。
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続く
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優衣(プロフ) - 朝からこんなに幸せで胸がめっちゃドキドキしてます😍💓神ちゃんの寝顔絶対可愛い(ﾉ≧▽≦)ﾉ続き楽しみにしてます✨ (3月8日 0時) (
レス) @page4 id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん(プロフ) - 優衣さん» 優衣さんコメントありがとうございます！神ちゃんのプロポーズの場所はセリフはたくさん考えたので喜んでいただけてとても嬉しいです！ありがとうございます！ (3月7日 11時) (レス) @page3 id: f425ed1b5c (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - 神ちゃんのプロポーズめっちゃかっこいい😍続き楽しみにしてます✨ (3月6日 22時) (レス) @page3 id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっちゃん
| 作成日時：2024年3月5日 22時
