1-1.祝福 ページ1
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｢ほんとにおめでとう、A！｣
｢ありがとう。あゆちゃん｣
お昼休みの中庭。
俊平くんと付き合うことになったことを、あゆちゃんに報告すると
彼女は嬉しそうに笑って私をぎゅっと抱きしめた。
｢けど、朝二人が手を繋いで教室に入ってきたのを見た時は
ほんとにビックリしたよ。いつ告白されたの？｣
｢今朝、学校に行く途中で⋯⋯。
“初めて会ったときから、ずっと好きだった”って言ってくれたんだ｣
俊平くんの真剣な表情と声を思い出して、また顔が熱くなる。
｢そっか、Aも中学生のときから
火賀くんのことが、ずっと好きだったもんね｣
｢うん｣
まだ数時間しか経ってないから、あまり実感が湧かないけど
でも私⋯⋯俊平くんの彼女になれたんだよね
｢好きな人が、自分のことを好きでいてくれてるって奇跡だよね。
幸せで⋯⋯夢を見ているみたい｣
｢そうだよね。⋯⋯すごい奇跡だよね｣
優しく微笑むあゆちゃんの頭の中には
きっと公史郎くんの顔が浮かんでいるんだろうな。
｢あ、それでね、明後日の日曜日に
俊平くんと出かけることになって⋯⋯｣
｢じゃあ、初デートだね！｣
｢うん。それで⋯⋯あゆちゃんにデートに着ていく服の相談に乗ってほしいんだけど⋯⋯」
｢もちろんだよ！あ、じゃあ土曜日に一緒に買い物に行かない？
私も服見たいし｣
｢ほんと？じゃあ、行こう！｣
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なっちゃん(プロフ) - 桐山めぐさん» 返事が遅くなってしまい申し訳ございません🙇🏻♀️素敵なお話を届けられるように頑張ります！ (3月27日 22時) (
レス) @page2 id: f425ed1b5c (このIDを非表示/違反報告)
桐山めぐ(プロフ) - 更新ありがとうございます✨afterstoryも楽しみにしてます😊 (9月18日 1時) (レス) @page1 id: bb3023c008 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっちゃん
| 作成日時：2023年9月17日 14時
