□ストーカー ページ33
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｢それじゃあ、明日も9時に迎えに来るから｣
｢うん。ありがとう｣
マネージャーさんにマンションの前まで送ってもらうと
私は自分の部屋に入った。
⋯⋯シーンと静まり返った部屋。
玄関まで迎えに来てくれたネコちゃんの頭を撫でて
私はリビングに入った。
｢⋯⋯はぁ｣
ソファに座りため息をつく。
⋯⋯会いたいよ、ともくん。
.
翌日。
今日もソロの仕事ばかりで、メンバーに会うことはなかった。
いつもは、みんなと他愛のない話をして笑いあったりしてるのに
一人で楽屋にいると寂しい。⋯⋯今日は特にだ。
｢Aさん！｣
バラエティ番組の撮影を終えて、楽屋に戻る途中
後ろから名前を呼ばれて振り返ると
新人マネージャーさんの佐野さんの姿があった。
｢あ、佐野さん。お疲れ様です｣
｢お疲れ様です、Aさん。
⋯⋯あの、今日元気ないですけどどうかしましたか？｣
｢あ、ううん⋯⋯。なんでもないよ。ちょっと疲れちゃて｣
｢そうですか⋯⋯｣
佐野さんは私と同い年で、優しくて話しやすくて
仲良くさせてもらっている。
⋯⋯けど、私そんなに元気なさそうに見えたかな。
頑張って隠しているつもりだったんだけど。
｢もし、何かあったなら僕が聞きますよ？
メンバーに⋯⋯特に神山くんに話しにくいことだったら｣
｢ううん。本当に大丈夫だから｣
｢そうですか⋯⋯｣
｢心配してくれてありがとう｣
佐野さんにそう言って微笑むと、私は楽屋に向かって歩き始めた。
そして楽屋に入ると、黒い封筒がテーブルの上に置いてあった。
嘘⋯⋯っ、また？
周囲を確認しながら、恐る恐る中を見ると
そこには一枚の紙が入っていた。
【怯えている顔も可愛いね。大好きだよ。
あと1つ、もしこのことを誰かに話したりしたら
その人がどうなっても知らないからね？】
｢⋯⋯⋯⋯つ｣
間違いなく、この手紙を置いたのは仕事の関係者だ。
普通の人が⋯⋯テレビ局の中にしかも楽屋に入れるわけない。
こんなこと考えたくないけど、犯人は同じ業界の人間。
スタッフさんやマネージャーさんの中の誰か。
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神ちゃんGirl(プロフ) - ラキセ罰ゲームがみたいです (2022年8月1日 22時) (
レス) id: 0ab10327bf (このIDを非表示/違反報告)
亜由 - ドームツアーのお話が読みたいです。 (2022年8月1日 3時) (レス) id: 056f326efc (このIDを非表示/違反報告)
神ちゃんGirl(プロフ) - なにわチャンネルに癒し系カップルを出してください (2022年7月11日 18時) (レス) @page41 id: 0ab10327bf (このIDを非表示/違反報告)
いち - 初リクエスト失礼します。WESTとのマリオカートのお話が読みたいです！ (2022年7月11日 0時) (レス) id: 715b9b383e (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 初リクエスト失礼します🙇♀️Snow Manとかいけますかね？できそうでしたらお願いします。ちなみに推しは💜さんなんですけど…WESTは💚さんなんでできれば絡められたりしてくださったら嬉しいです。お願いします！ (2022年7月7日 0時) (レス) @page31 id: 23779c598a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スズラン
| 作成日時：2022年3月6日 22時
