君がそばにいてくれた〈2〉

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矢吹 ｢じゃあ、また放課後迎えに来るから｣



『うん。ありがとう』



矢吹 ｢じゃあな｣








学校の正門前につき隼人くんと別れる。




あの日を境に隼人くんが学校まで送ってくれるのも
もはや日常となっていて。












｢相変わらずラブラブだねー、A｣




『春ちゃん』




こんな風に友達にからかわれるのにも、もう慣れた。








｢いいなー、彼氏持ちは｣



春ちゃんは中学のときから仲の良い友達で
いつも真希ちゃんと春ちゃんと三人で行動を共にしている。





｢ねぇ、たまには一緒にカラオケでも行かない？
真希にも聞いたら行きたいって」


｢え、カラオケ？｣


｢今日の放課後行こうよ。最近全然遊べなかったし｣



うーん、確かに最近はバイトとかテストとかで
春ちゃんともあまり遊べなかったし⋯⋯





｢わかった、隼人くんにメールして聞いてみるね｣


｢やった！ありがとう！｣




嬉しそうに笑う春ちゃんに私も微笑み返すと
隼人くんにメールを送った。




すると、すぐに返事がきて⋯⋯





【わかった。帰る時は連絡して、迎えに行くから】



よかった⋯⋯。





『隼人くん、いいって』



｢よし！じゃあ今日は新曲でも歌っちゃおうかな〜｣


｢ふふっ、春ちゃんの歌聞けるの楽しみにしてるね｣








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今日からまた少しずつですが更新していきたいと思います。

リクエストもまだまだ募集中ですので
ご協力のほどよろしくお願いいたします。





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