検索窓
今日:19 hit、昨日:32 hit、合計:440,846 hit

**116 ページ6

.





───ガチャリッ





「「2人ともただいまー!」」



玄関から大きな2人の声がする。




お、お母さん!誠さん!



廉くんはあからさまに嫌そうな顔をし

大袈裟にため息を吐いた。




さすがの廉くんも解放してくれて

リビングの扉を開けて2人を迎える。



久しぶりに見た2人は

相変わらず元気そうでホッとした。





「おかえりなさいっ!」



「ただいまA〜!元気にしてた?」



「うん。とっても」




ニコッと微笑むと

お母さんにぎゅーっと抱きしめられた。





「2人とも長く家を開けてしまってすまなかったね。

留守番ご苦労さま。

廉と2人で不便はなかった?」



「はい!

廉くんもお家のこと手伝ってくれて

何も問題なかったです」



「それはよかった。

2人にお土産を買ってきたんだ」



誠さんはそう言って

私と廉くんにそれぞれ紙袋を渡してくれた。




「ありがとうございます!」





中身は素敵なティーカップとソーサー

そして袋に入った茶葉とコーヒー豆だった。




「ニカラグアのマグアナ市ということろに

コーヒー豆の直輸契約をお願いしに行っていたんだ

最近日本でもよく飲まれていてね。

交通が少し不便で一週間もかかってしまったんだよ」




「へぇ〜。私も聞いたことあります。

このコーヒー豆」



「Aちゃんは紅茶や珈琲に詳しいね。

毎朝紅茶を飲んでいるから

よかったらと思って買ってきたんだ」



「嬉しいです!

それにこのティーカップも素敵…

本当にありがとうございます」




早速、明日はこのカップで紅茶をいただこう。





.

**117→←**115



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (514 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2237人がお気に入り
設定タグ:King&Prince , 永瀬廉 , 同居
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:なっちゃん | 作成日時:2020年8月1日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。