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.
『·····永瀬くん』
いつ·····私に気づいたんだろう。
ここまで走ってきたのか、少し息の切れている彼。
「·····ハァ·····ここにいたんですね·····」
『う、うん·····ごめんね、永瀬くんがいたのは知ってたんだけど、声かけずらくて·····』
「そんな·····普通に声かけてくれればいいのに」
その"普通"が私には出来ないんだよ永瀬くん。
そもそも女の子たちに騒がれてたのに気づいてなかったの·····？
「でもまぁ、合流できてよかったです。
映画あと30分くらいで始まるので、そろそろ行きましょう？」
『うん、そうだね』
そして、映画館に向かって歩きだそうとした時だった。
＿＿＿ギュッ
·····え？
その瞬間、右手に感じた温もり。
驚いて隣にいる彼を見れば、優しい笑顔を浮かべて私の方を見ていて。
『·····な、永瀬くん？』
「何ですか？」
『いや、何ですかじゃなくて·····手·····』
「あー、だってはぐれたら嫌じゃないですか？
日曜日で人通りもいつもより多いし」
いや、確かにそうだけど·····
でも手を繋ぐ必要ある？
これじゃあ、まるで·····
「ダメですか？」
『·········っ、わ、分かった』
永瀬くんはきっと、私がその顔に弱いことを知っている。
「じゃあ行きましょ！」
私が折れると、満足そうな笑みを浮かべた永瀬くんはそのまま手を引いて歩き出した。
カップルみたいじゃん。
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なっちゃん(プロフ) - あさみさん» あさみさん、ありがとうございます。上手く書けるかは分かりませんが頑張ります。 (2019年11月21日 20時) (
レス) id: 41899e9978 (このIDを非表示/違反報告)
あさみ(プロフ) - 廉くんは大学生で主人公は廉くんより7つ年上設定でお願いします。 (2019年11月21日 20時) (レス) id: 15f296b7e8 (このIDを非表示/違反報告)
あさみ(プロフ) - 永瀬廉くんで、海で主人公とぶつかり向こうはなんとも思ってないけど廉くんの方が一目惚れして主人公にしつこく付きまとったりしていくうちに仲良くなってそれから何回かデートもしていくうちに主人公も廉くんが好きになり廉くんから告白して付き合う感じでお願いします (2019年11月21日 20時) (レス) id: 15f296b7e8 (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん(プロフ) - ゆかさん» ゆかさんありがとうございます！すごく嬉しいです(^^) (2019年11月20日 15時) (レス) id: 41899e9978 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - 初めまして!今まで幼なじみの作品を読んできた中で一番好きです! ！更新楽しみにしてます！ (2019年11月20日 15時) (レス) id: 52df92afc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっちゃん
| 作成日時：2019年11月19日 22時
