＊ドキドキは止まることを知らなくて。 ページ13
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結局、繋がれた永瀬くんの手を解けるわけもなく二人でお店へと入ったんだけど‥‥
｢え、ちょ！見て！！あの人めっちゃカッコよくない！？｣
｢うっわ、マジでカッコイイじゃん！超イケメン！｣
女の子だらけのこのお店に男の人が、しかも永瀬くんのようなイケメンさんが入ってきたら周りの人が騒がないわけなくて‥‥
先程から永瀬くん注がれている女の子達のキラキラとした視線。
永瀬くんは気づいてるのかな？
さっきから私の隣で平然とした様子で商品を見ている永瀬くんを見てそう思う。
もしかして、気づいてはいるけどもう慣れすぎて気にならないだけ？
｢‥‥ゃん｣
慣れって怖いな‥‥。
｢‥‥ゃん、Aちゃん｣
やっぱりモテる人は違うって事なのかな‥‥。
｢Aちゃん！｣
｢へっ？｣
いきなり名前を呼ばれたことに慌てて、隣を見れば心配そうな表情を浮かべている永瀬くんの目が合った。
｢どうしたん？さっきからぼーっとして‥‥。もしかして気分悪い？｣
｢あ、ごめんなさい。ちょっと考え事してて‥‥｣
はぁー。また永瀬くんに変な心配かけちゃった。
｢そっか。ならええけど。‥‥あ、それでなこれAちゃんに似合いそうやなって思ったんやけど｣
｢へっ？｣
‥‥似合いそう？
どういう事だろうと思い、私は視線を永瀬くんの手元に移した。
｢‥‥わぁ‥‥可愛い｣
永瀬くんの手にあったのは、白いお花にパールのアクセントのついたバレッタだった。
｢ふっ、やろ？これ絶対Aちゃんに似合うと思うわ。試しにつけてみよ｣
＿＿＿ドキッ
永瀬くんの綺麗な指先が髪に触れた瞬間、心臓がまた大きな音を立てた。
｢‥‥っ｣
左半身に全神経が集中して、呼吸の仕方すら忘れちゃう。
どうかこのドキドキが永瀬くんに伝わってませんように。
そんな時だった。
｢Aちゃんって純粋やな＿＿＿｣
‥‥え？
｢あんま男に慣れてない感じ。今も、緊張しとるんやなって見てるだけで伝わってくるし｣
‥‥バレてたんだ‥‥。
恥ずかしいな。
｢そういう純粋で心優しいAちゃんやから、この髪飾りも似合うと思ってん｣
そう言い微笑む永瀬くんは、私にとっていつも以上にキラキラ輝いて見えました。
＊初めて見る彼の表情に戸惑いまして。→←＊ドキドキと胸が高鳴りまして。
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なっちゃん(プロフ) - TKさん» TKさんありがとうございます(^ ^)頑張ります (2020年6月26日 21時) (
レス) id: 41899e9978 (このIDを非表示/違反報告)
TK - お母様のことも気にかけながら頑張って下さい。 (2020年6月25日 18時) (レス) id: 7d8539b274 (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん(プロフ) - まるみかんさん» まるみかんさんありがとうございます(^ ^)そう言っていただけて凄く有り難いです (2019年9月3日 10時) (レス) id: 41899e9978 (このIDを非表示/違反報告)
まるみかん(プロフ) - お母様が無事でなによりです！無理をなさらないでくださいね (2019年9月3日 1時) (レス) id: dddf8fee01 (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん(プロフ) - ななみさん» ななみさん嬉しいお言葉ありがとうございます(^^)ゆっくり休みたいと思います。 (2019年9月2日 23時) (レス) id: 41899e9978 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっちゃん
| 作成日時：2019年7月15日 0時
