＊お父さんの言葉。 ページ2
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��いいか？Aに優しくする男は悪いヤツだ。
だから話しかけられても絶対返事しちゃダメだぞ？��
6歳の時、お父さんに言われた言葉。
小さい頃からお父さんが大好きだった私は
その言葉を信じて男の子と話すのをやめた。
そのせいで周りから男の子がだんだんと減っていって男の子とまともに話さないまま、気づけば中学生になっていた。
20歳になった今なら分かる。
あの言葉はお父さんの嘘だったということに。
でも気づいたときにはもう遅くて、14年以上も男の子と話さなかった私が今更男の子とまともに話せるわけもなく‥‥。
"Aちゃん、このあと暇？飲み会があるんだけど良かったら"ご、ごめんなさい‥‥っ"
"あ！ちょっと！"
話しかけられてもいつも逃げてしまうんだ。
本当は男の子の普通に話したいし、恋だってしたい。
漫画みたいな素敵な恋がしたいんだ＿＿＿
プルルル‥‥
そんな理想は電話の着信音によって止まってしまった。
｢うっわ、店長からだ。‥‥はい、もしもし｣
夏帆ちゃんににかかってきた電話の相手はどうやらバイト先の店長さんかららしい。
この様子だと、今日はもうお開きかな。
｢‥‥はい、失礼します。‥‥ごめんA！急にバイトに来れなくなった人がいるから代わりに出てほしいって頼まれちゃって‥‥｣
顔の前で手を合わせ申し訳なさそうに眉を下げる夏帆ちゃん。
｢バイトならしょうがないよ。私は大丈夫だから気にしないで。お仕事頑張ってね｣
｢ほんとごめんね！今度埋め合わせするから！｣
そう言うと夏帆ちゃんはお財布から出した500円玉をテーブルに置き鞄を持って慌ただしくカフェを出ていった。
やっぱりバイトって大変なんだなー。
本当は私もバイトをしてみたかったんだけど、過保護なお父さんは許してくれずもなくて‥‥。
上京することだって最初お父さんは猛反対で、私とお母さんの必死の説得で何とか許してくれたくらいだもん。
だからこれ以上ワガママは言えず大人しくキャンパスライフを送ることに。
でもやっぱりオシャレなカフェの店員さんを見るといいなーって思ってしまう。
とくにここのカフェ。
ギンガムチェックのシャツに黒色のロングエプロン。
いつ見ても可愛いなー。
そんなことを思いながら近くにいる店員さんを見ているときだった。
｢‥‥っ｣
その隣の席に座っている見るからにチャラそうな男の人と目が合ったのは。
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なっちゃん(プロフ) - TKさん» TKさんありがとうございます(^ ^)頑張ります (2020年6月26日 21時) (
レス) id: 41899e9978 (このIDを非表示/違反報告)
TK - お母様のことも気にかけながら頑張って下さい。 (2020年6月25日 18時) (レス) id: 7d8539b274 (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん(プロフ) - まるみかんさん» まるみかんさんありがとうございます(^ ^)そう言っていただけて凄く有り難いです (2019年9月3日 10時) (レス) id: 41899e9978 (このIDを非表示/違反報告)
まるみかん(プロフ) - お母様が無事でなによりです！無理をなさらないでくださいね (2019年9月3日 1時) (レス) id: dddf8fee01 (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん(プロフ) - ななみさん» ななみさん嬉しいお言葉ありがとうございます(^^)ゆっくり休みたいと思います。 (2019年9月2日 23時) (レス) id: 41899e9978 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっちゃん
| 作成日時：2019年7月15日 0時
