明智くんの彼女3【俺スカ】 (ページ8)

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可愛い彼女ページ8

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秀一side

東条｢な、なぁ！そろそろ海入ろうぜ｣

若林｢そ、そうだね！川崎さん達も行こ？｣

しばらくすると、俺の黒いオーラを感じとったのか急に慌て出した東条と若林。

若林の一言でその場は解散となり、やっと6人グループで行動出来るようになった。

東条｢なぁ若林、一緒にビーチボールしようぜ！｣

若林｢うん！｣

もも｢ねぇ結衣、何か飲み物でも買いに行かない？｣

結衣｢お！いいね～｣

それぞれ自由に行動する中、俺は自分のパーカーをきちんとAに着させてギュッと手を繋いだ。

『旅行中は出来るだけ俺から離れないで。川崎達といてもいいけど俺の目の届くところにいて。あの絶対に一人になるなよ』

不安で不安でしょうがない。

こんな可愛い子が一人でいて声をかけられないわけがない。

ましてやこんな純粋な子‥‥。

｢秀くん？｣

いつもと様子の違う俺に違和感を覚えたのか、小さく首を傾げたA。

本当、何もわかってない。

『可愛いから』

｢え？｣

『Aが可愛いから不安なの。しかも水着なんて‥‥

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可愛すぎて他の男に見せたくないんだけど』

Aをギュッと抱き寄せて、耳元でそう呟けば一気に赤くなったAの顔。

本当、反応がいちいち可愛いんだけど。

はぁー、このままAと二人きりでいれたらいいのに。

結衣｢Aー！！｣

でもそんな俺の願いは一瞬で散ってしまった。