授業中 ページ11
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お昼休み後の5限目は田中先生の日本史の授業。
｢で、あるからして‥‥｣
話を聞きながら、板書をノートに書き写していく。
日本史は結構好きだったりする。
それに田中先生の説明もすごく分かりやすい。
｢えっ、マジで？｣
｢うん。まぁ結局フラれたらしいけどね｣
でも田中先生が優しいからといって授業中にこっそり喋っている子も多くて‥‥
｢なぁ、A｣
そして隣の席の彼も決して例外ではない。
｢どうしたの？｣
字を書くのを止めて、秀くんの方を向く。
すると、そのまま秀くんの手が伸びてきて私の頬を指でつついたのだ。
｢秀くん？｣
｢やっぱ柔らかいな。Aのほっぺ｣
優しい笑顔を浮かべて、嬉しそうに私の頬を触る秀くん。
授業中にこんなことをされたのは初めてで、少し戸惑う。
というか、こんなことしてたら注意されちゃうよ。
｢秀くん、今は授業中だよ？ちゃんと受けなきゃ｣
｢別に聞かんでも大体分かるし。だから構って｣
私の言葉に余裕そうにそう答えた秀くん。
確かに頭が良いから秀くんはいいかもしれないけど、私は授業をちゃんと聞いてないと分からなくなっちゃうし‥‥。
｢あのね、秀くん｢ダメなの？｣
｢‥‥っ｣
秀くん、上目遣いは反則だよ‥‥。
そんな可愛い顔でお願いされたら断れないもん。
｢分からないところは後で教えてあげるから。‥‥な？｣
｢‥‥わ、分かった｣
結局断ることが出来ず、ノートを取ることを諦めて秀くんの相手をすることに。
｢じゃあ、手繋ご？｣
ニコニコ笑顔でそう言うと私の手を握ってきた秀くん。
授業中に手を繋ぐカップルなんて他にいるのだろうか‥‥。
｢A｣
｢ん？｣
｢好きだよ｣
‥‥っ。
今日の秀くん甘すぎるよ。
ドキドキしすぎて心臓が持ちません。
｢可愛い｣
｢‥‥っ｣
真っ赤になった私の顔を見てそう呟いた秀くんに、私の顔がさらに赤くなったのは言うまでもないだろう。
牛久保｢うっわ、明智達授業中にもイチャついてるよ｣
駒井｢あれはもう手に負えないな｣
川崎｢私だってAと話したいのに！｣
太田｢早く席替えしてもらわないと！｣
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あーちゃん(プロフ) - 廉くん大好き！さん» 返信遅くなってごめんなさい。そう言っていただけてすごく嬉しいです！ありがとうございます！ (2019年7月5日 18時) (
レス) id: 41899e9978 (このIDを非表示/違反報告)
廉くん大好き！ - テス勉＆テスト頑張ってください！待ってます！でも、無理はしないでくださいね！ (2019年7月3日 22時) (レス) id: 9e24207416 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - 廉くん大好き！さん» 嬉しいです！ありがとうございます！頑張ります！ (2019年7月3日 0時) (レス) id: 41899e9978 (このIDを非表示/違反報告)
廉くん大好き！ - めっちゃ好きです！続き楽しみに待っています！応援してます！ (2019年7月3日 0時) (レス) id: c8245387ee (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - ひめさん» リクエストありがとうございます！了解しました！ (2019年7月2日 18時) (レス) id: 41899e9978 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっちゃん
| 作成日時：2019年6月15日 0時
