約束 ページ12
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��今日部活が終わったら教室に来てくれないかな？��
そう言われたバレンタインデー当日の朝。
好きな子から言われて期待しないわけがない。
｢幸せそうだねー、廉｣
｢まあな〜｣
一人自分の机でニヤケている俺を見て話しかけてきた勝利。
まあ、ニヤけるなって方が無理やな。
｢幸せな報告待ってるよ。部活も頑張れそうだね｣
｢まあ、無い方がよかったけどな｣
やって部活が終わるまで、Aちゃんを待たせてしまうし‥‥。
｢でも今日は1時間半だけじゃん。菊池先生の都合で｣
あー、そういえばそうやった‥‥。
1時半なんてあっという間やしな。
｢はぁー、早く放課後にならんかなー｣
浮かれてた俺は気づかんかったんや。
相川が不満げに俺を見ていたことに‥‥。
＿＿＿放課後
いつもより長く感じた授業が終わり、そして部活が始まった。
｢えっと、この前も言ったけど今日の部活はいつもと違い5時30分までです。いつもより短いからといって気を抜かずしっかりやれよ｣
｢｢はい！！｣｣
菊池先生に喝を入れられ、部活が始まった。
パス練してても、ミニゲームしてても、やっぱ。頭からAちゃんの事が離れなかった。
でも、それで気を抜いたりしない。
｢廉っ！｣
勝利からのパスを受け取り、シュートを決める。
むしろいつもより調子が良い気がする。
｢ナイシューだったな、永瀬｣
｢ありがとうございます｣
先輩にも褒められたし、よかった‥‥。
｢｢ありがとうございました｣｣
そして1時間半の部活はあっという間に終わった。
｢俺、チョコ5個ももらっちゃったー｣
｢ふっ、俺は8個だぜー｣
部室でも、今日はバレンタインデーという事もあり先輩も同級生のヤツらもチョコの話で盛り上がっていた。
｢なあ、永瀬は？お前女子から人気じゃん｣
速攻で着替えているとキャプテンの松岡先輩に話しかけられた。
｢‥‥あー、俺はチョコとかいらないんで｣
＿＿＿Aちゃん以外の子からは
｢じゃあ、お先に失礼します。お疲れ様でした｣
そう言ってみんなの『お疲れ』と言う言葉を聞く前に俺は部室を出た。
｢‥‥はぁ｣
ダッシュで階段を駆け上がり、自分の教室の1ー6の前まで来た。
｢‥‥ふぅー｣
息を整えて、ドアに手をかけた時だった。
｢絶対に許さない！！｣
中から聞こえきたのは女子の怒鳴り声。
｢‥‥え？｣
小さなドアの窓から見えたのは
床にしゃがみこんでいるAちゃんと相川の姿だった。
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みーちゃん(プロフ) - summer1374さん» ありがとうございます！ (2019年4月21日 18時) (
レス) id: cacb1ef84c (このIDを非表示/違反報告)
summer1374(プロフ) - みーちゃんさん» リクエストありがとうございます！早速書いていきますので少々お待ちください (2019年4月21日 17時) (レス) id: 41899e9978 (このIDを非表示/違反報告)
みーちゃん(プロフ) - 休み時間に二人がイチャイチャしてるところがみたいです。更新頑張って下さい！ (2019年4月21日 16時) (レス) id: cacb1ef84c (このIDを非表示/違反報告)
summer1374(プロフ) - まっちょさん» そう言っていただけるなんてすごく嬉しいです(〃ω〃)ありがとうございます！ (2019年4月21日 11時) (レス) id: 41899e9978 (このIDを非表示/違反報告)
まっちょ(プロフ) - summer1374さん» 続きが凄く気になります(*^^*)両思いになるまでの試練にハラハラです！いつも素敵な小説をありがとうございます(*^^*) (2019年4月21日 11時) (レス) id: 45baffa703 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっちゃん
| 作成日時：2019年4月12日 20時
