N_side(回想) ページ27
―8年前―
A『かずくん！』
『なーに？まーくん』
A『きょう、みんなできもだめしするんだけど行
かない？』
『え？きもだめし？』
A『そう！』
『うん、行く！』
A『じゃあきょうの8時にかずくんの家にむかえ
にいくね！』
『わかった！あ、でも1回お母さんにきいてもい
い？』
A『うん！分かったよ！』ﾆｯ
･
案外お母さんはすんなりと許してくれた。
ここで引き止めてたら俺はこんな風にはならな
かったのかもしれない…
･
A『かずくんのお母さん、ゆるしてくれてよかっ
たね！』
『うん！まーくんがいっしょだからだいじょう
ぶだもん！』
A『おれ、つよいから！かずくんをまもるよ！』
･
･
着いた所には何人かが居て俺は相葉さんとペア
だった。
『ま、まーくん…』
A『だ…だいじょうぶだよ…』
ｶﾞｻｯ
『ひっ…！』
A『だいじょうぶ…だいじょうぶ…』
ｶﾞﾀﾝｯ
『やっ…！』ﾋﾞｸｯ
この時の俺はめちゃくちゃ怖くて仕方がなかっ
たんだ。
それで、言っちゃったんだ。
『かず…先いく…！』ﾀﾞｯ
A『え！？ちょ、かずくん！』
小2の俺からしたら早く出たかったんだろう。
でもこの行動が俺をダメにした。
ｶﾞﾀｶﾞﾀｯ
『ひっ…！ こわい…』ｶﾞﾀｶﾞﾀ
暗くて怖くて震えてて。
どこを見ても真っ暗で。
まるで世界でひとりぼっちになったみたいに。
多分、俺の暗所恐怖症の始まりはここだった。
でもね。
A『かずくーん！』
『…まーくん？』
A『もうっ！先行っちゃだめだよ！』
『…ごめんなさい…』
A『ほら、』
そう言って相葉さんは手を出した。
『…うん』ｷﾞｭｯ
A『っ…』
『…まーくん？』
A『な…なんでもないよ？ほら、早く行こ！』
『うん…！』
この時の相葉さんの顔がほんのり赤かったのは
夏の暑さのせいだろう。
(このお話は相葉くんがニノちゃんに恋した日でもあります笑By作者)
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ゆい(プロフ) - ありがとうございます！最近スマホ変えて垢作り直して設定変えるの忘れてました…。本当にありがとうございます！これからも応援しています！ (2020年9月22日 1時) (
レス) id: 3b03e89867 (このIDを非表示/違反報告)
suzu(プロフ) - ゆいさん» ↓↓↓という感じでやって下さると見れるようになります！(多分)出来なかったらすみません…泣 (2020年9月21日 23時) (レス) id: dd8718ebfd (このIDを非表示/違反報告)
suzu(プロフ) - ゆいさん» コメントありがとうございます！続編の方はR18フラグが着いてしまってるので…ゆいさんのほうの設定で見れるようになっていたら見れるはずなんですが…。もしR18のものが見れない設定になってる場合はマイページ→設定→下の方までスライド→R18を見れるようにする (2020年9月21日 23時) (レス) id: dd8718ebfd (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 初めまして！とても素敵な作品でした…。続編を見たいと思い作者様の作品一覧を見たのですが、見当たらず…教えていただけると幸いです。 (2020年9月21日 20時) (レス) id: 3b03e89867 (このIDを非表示/違反報告)
さじゅ(プロフ) - こちらこそありがとうございます♪応援してます (2020年7月17日 8時) (レス) id: 2ea43aedc3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：suzu | 作成日時：2020年6月18日 0時
