初恋は君でした。◎ S.D (ページ4)

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よん。ページ4

緊張する私に初めて声をかけてくれた先輩は2年生の安田章大先輩。

「なあなあ、Aちゃん、でええ？」

「あ、え、も、もちろんです！！」

「そんなに緊張せんでええのに笑章大とかてきとーに呼んでな」

「じゃ、じゃあ、章大先輩っ！！」

緊張する、ただただ緊張。

「うおー！！！女の子から呼ばれると照れるわ笑んじゃ、よろしくな」

「よろしくお願いします」

そして神ちゃん以外で初めて声をかけてくれた同輩は重岡くん。

「俺！重岡大毅！！！よろしくな！！！」

「あ、よろしく、ね？」

そう言って藤井くんのところに走っていった。
盗み聞き、、、ではないけど聞こえちゃったんだ。

「俺さー、Aちゃんタイプかも」

「はぁ！？あのしげがタイプとかあるん！？」

なんかその場にはいられなくなって足早に神ちゃんのところへ行く。

「はいはい注目！！今から寮の部屋割り発表しまーす！！！」

3年生から順に発表されていく。

「1年ー、藤井と小瀧が2階3号室、神山と重岡が3階3号室。山口は3階4号室ー。」

神ちゃんと隣っっ！！！
それとさっきの重岡くん。1人部屋かー。そりゃそうなるか笑

この部屋割りも運命のひとつです。