僕の彼女のギャップが過ぎる。【JIN】

100日記念日�� ページ7

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勝利のキスを頰にして
Aの手を取り寝室に向かおうとする



「確かにケーキ食べるのパジャマ邪魔だったし
着替えてからの方が良いもんね」


JN「え？」

「え？」

JN「え...脱ぐの？」

「脱ぐでしょ？」


JN「いやいやいやいやっ！まって？！
脱ぐよ！てかむしろ脱がすけど！
え？！脱いだらまた同じパジャマに着替えれば良いよね？？」



「え、だってぶかぶかで邪魔だし
ソクジンいるなら寂しくないから良いかなって。」


一瞬フリーズする思考。


10分も見ていない彼女の［彼パジャマ姿］

次拝めるのがいつかわからないのに？！

寝室に行ったらもう見れない...？！

え？嘘でしょ？


JN「アー！どうすれば！！」
思わず口に出して頭を抱えていたら


僕の目をみて僕のパジャマの裾を
くいっと軽く引っ張って

「ソクジナ❤ケーキ...一緒に食べよ？」(にっこり)


やられた...っ！

完敗だ....。

と心の中の僕が真っ白な灰になった。


・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・


結局、隣同士に座る事になり
Aがケーキの箱を開け喜びの声を上げる


JN「後でも良いのに...」
とわざとらしく両頬を膨らますと


笑ってケーキを切り分けながら

「だって100日記念日って二人だけのものって思ってたからさー。
こんな風にソクジナの仲間達に
祝ってもらえるって幸せだなって思ったら
早く食べてお礼したかったんだもん。」
と愛おしげにケーキを見つめるA。


そんな顔されるとさっきまでの敗北感が薄れてていく。

大人しくケーキを食べるかと
フォークに手を伸ばそうとしたら




「はい、ジナあ〜ん。」
と僕の口の前に差し出されたケーキ。



(え...嘘でしょ...！？
今まで嫌がってしてくれなかったのに！？)



僕の心を読んだ様に
「特別なケーキだから。」
とにっこり微笑むA


「いらない？」



JN「ヤー！いるっ！いります！」
ゆっくりとケーキを口に含みAの
あ〜んを堪能する。


あぁ...なんて幸せな日なんだ...
弟達よケーキをありがとう...。




結局100日記念日も彼女に翻弄され僕は
弟達に二人のセルカ付きの
お礼のカトクをさせられるのであった。







・完








追伸
このあとAは僕が美味しくいただきました。



・

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