検索窓
今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:6,807 hit

(28) ページ28

だけど秋口になって、吹く風に涼しさを感じるようになった頃、
「珍しいですねぇ、伊野尾先生が理由もなく欠勤されるなんて。」
朝の職員室で年配の女性の先生が話しかけてくるのに、
「風邪でも引いたんですかね?昼休みにでも連絡してみます。」
内心、心配でたまらない俺に、
「それだったらちゃんと風邪だとおっしゃるんじゃないですか?」
悪気がなく不安にさせてくる。
伊野尾先生はただ休むとだけ言ったらしい。
俺が、
「言えないほど疲れてたのかも。」
会釈をして自分の席に戻って座った。
そして昼休みまで待てなくてすぐにLINEをする。
『体調は大丈夫ですか?』
と、ひと言。
しばらくして返ってきたのは、
『過去に区切りをつけるために休みました。自分勝手な都合で休みを取ってしまい申し訳ありません。』
だった。
過去に区切り?

(29)→←(27)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (38 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
54人がお気に入り
設定タグ:Hey!Say!JUMP , ゆといの , yt×in
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:すみれ | 作成日時:2023年6月29日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。