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じゃあ、指導、よろしくお願いしますと伊野尾先生が言い捨ててパソコンに向かった。
その白くて綺麗な横顔、長い睫毛を見ながら、めちゃくちゃ気に入らないのにめちゃくちゃ可愛い顔してるんだよな、で、いつもいやみの最後にはさっきみたいな言葉をくれるし……かっこいい、とか、と複雑な気持ちになる。


だからどうしても、俺は適当にあしらう事ができない。
いつだって伊野尾先生の言葉に耳を傾けてしまうんだ。

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作者名：すみれ | 作成日時：2023年6月29日 2時

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