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5月の夜中の屋上は思ったよりも寒い。
「うー、眠いのは吹っ飛んだけど、寒いっ！」
どこかに出かけてから戻ってきた�睫擇僕兇錣譴董�考えなしでジャケットを置いてきたシャツ一枚の俺に、
「俺ので悪いけど。」
�睫擇�自分のジャケットを肩にかけてくれる。
「………キザだな。男相手に、そういう事する？」
俺は文句を言いながらも、温かくてすでに離しがたくなってるジャケットの端っこを両手の指できゅっと握った。
ちらっと隣に立つ�睫擇鮓�ると、
「男相手じゃなくて、有岡くん相手だよ。」
そう言う顔は夜中なのに清々しくて、あまりにもかっこいい。
そしてそのかっこいい顔がにこっと笑って言った。
「ビール買ってきたんだ。乾杯しよ？」
って。
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作者名：すみれ | 作成日時：2024年3月13日 1時
