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初夏に差し掛かったある金曜日、残業終わり目前の20時45分。


「…………あーっ！！！」


俺の隣の席の、嫌な奴が大声を出した。


「なんだよ�睫據△Δ襪擦Г福�」
文句を言って、俺がその嫌な奴である�睫擇諒�を見ると、
「………………データが、消えた。」
じっとパソコンの画面を見て固まっている。


ご愁傷様。
いつもやけに格好つけてるから報いだ、と、でも俺は笑えない。



「えーーーーっ！！」



俺が叫ぶ。
だって俺と�睫擇郎�、仕方なくチームを組まされて一緒の仕事をしているから。

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作者名：すみれ | 作成日時：2024年3月13日 1時

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