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バイトが同じで良かった。
「大好きなんて、要るに決まってるだろ。」
ロッカールームで大貴が制服の蝶ネクタイをつけながら、俺を見て笑った。
ほっとしながら、
「だよな。良かった、なんか知念って鋭いからちょっと心配で。」
俺も蝶ネクタイをつけると、
「ん?雄也からの大好き、俺が要らないかもって心配だった?」
下から顔を覗き込んでからかってくる大貴の首に、
「…………だったよ!」
覆い被さるように後ろから腕を回して、プロレス技っぽいのをかける。
「無理無理無理!雄也、やめて!」
きゃっきゃっと笑う大貴が可愛い。
しばらくじゃれた後、俺が腕を首から離して向き合って、
「教えてよ、キス、誰としたのか。今もその人を好きなの?それとも別の人が好きなの?」
大貴の頬をつまんだ。
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作者名:すみれ | 作成日時:2024年2月17日 2時