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「ばっかじゃないの!?そりゃ大貴くんにばかって言われるよ!」

月曜日、昼休み。
大学構内の庭にあるベンチに横並びに座った知念に、大貴との事を話すといきなり怒られた。
「いや、そんな怒るなよ。考えずにしちゃった事は悪かったと思ってるけど、あの時は自然に体が動いて………。」
「だからそれがばかだって言ってるの!」
俺の言葉を遮ってまた知念がばかって言ってくる。

なんだよ、ばかばかって…とちょっと悔しい気持ちでいると、
「雄也、彼女とはまだ付き合ってるの?」
急に聞かれて、
「いや、大貴に夢中で連絡とってなかったら、別れようって言われた。」
答えると、はぁーっと知念がため息をつく。
「大貴くんに夢中で、自然にキスしちゃうんだね。」
はっきり言われて、
「おでこにだってば!口にじゃねぇし!」
頬がかぁっと熱くなって否定すれば、
「じゃ、夢中なのは夢中なんだ。……それってさ、そういう意味で、なんじゃないの?」
知念が、
「雄也は確かに大貴くんを親友として好きだった。でも大貴くんの気持ちがきっかけで、何か自分の中で変わってない?大貴くんに対して、今、どんな気持ちでいるの?」
真剣に俺の顔を見てくる。

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作者名:すみれ | 作成日時:2024年2月17日 2時

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