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キスマーク、見られた！！
ヤバい、兄ちゃんには隠さなきゃっ！
………あれ？どこだろ？
「雄也、どこにキスマークついてる！？」
慌てて聞けば、
「えっ？……と、ここと、ここと……ここ。」
ちょん、ちょん、ちょんっと指でつつかれて、
「３つも！？ばか、隠れねぇ！雄也、手伝って！！」
慌てて騒いでいると、
「いい加減にしろ。」
地鳴りみたいに低い兄ちゃんの声が聞こえてきて、また固まった。
今度は雄也も一緒に。
そんな俺たちに兄ちゃんが近づいて来て、
「………俺が隠すっ！！」
両方の手のひらで俺の首を隠した。
え？そういう問題？？
何か変だと黙っていると、
「ゆーとの方がダメな感じだなぁ。…な、みんなで行かない？」
綺麗なお兄さんが呆れながら声をかけてきて、そしてまたにっこり笑って、
「ファミレス。そこで話そうよ、色々。」
と、言った。
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作者名：すみれ | 作成日時：2024年1月11日 1時
