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喋っていたいのちゃんと�睫擇�ぴたっと黙って、俺は見上げる。
声のする方を。
「ちょっといい？」
中島先生だった。
優しくてかっこいい担任の先生。
音楽を教えてくれてる。
俺が助かったと立ち上がって、
「はい！」
返事をすると、にこっと笑って背中を見せるからついていく。
いのちゃんと�睫擇�2人きりにするのは気になるけど、それよりも今は離れたかった。
先生について教室を出て、階段を登って音楽室に入ると誰もいなくて、
「さっきまで掃除してくれた子達は教室に戻ったから。」
そのままピアノの前の椅子に座る先生に、
「何か弾いてくれるの？」
楽しい気持ちになってきて、すぐ横に立った。
「何でも。有岡が笑ってくれるなら。」
なんて言ってくれるから思わず笑ってしまう。
「先生、優しい。もう笑っちゃった。……ね、何か弾いて？」
お願いすると、
「じゃあ短いのを。でも有岡、いい？弾き終わったら報われない恋はもう忘れて欲しいんだ。」
先生が長い指を鍵盤にそっと置いた。
低く高く切ないメロディーが響く。
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すみれ(プロフ) - zさん» ありがとうございます！自分なりに一生懸命描けたらと迷いながらも必死なので、zさんの私の描写力が好きだという優しいお言葉、本当に感謝です…。続きも精一杯描きますので読んで頂けたらとても嬉しいです。コメント本当にありがとうございました！ (12月14日 22時) (
レス) @page27 id: c9c573acb4 (このIDを非表示/違反報告)
z(プロフ) - いつも楽しく拝読してます。学生らしく気持ちが揺れてる皆が可愛いし、他作品での大人なTくんの描写が印象的で特に好きだったので、こんなにかわいい学生の表現もなされるんだなぁと思いました。すみれさんの描写力がとっても好きです。更新ゆっくりお待ちしてます！ (12月14日 1時) (レス) @page27 id: 9d63553ef9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すみれ | 作成日時：2023年12月11日 1時
