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「………強引だな。けど、でも、だけど……嬉しい………。」
有岡がぽろっと涙をこぼして、
「俺に恋して下さい。それで……俺も、恋していいですか？」
そう言ってくれるからまた抱きしめた。
今度は有岡も俺を抱きしめ返してくれる。
それから指できゅっとすがる様に何度も何度も俺の背中を掻きむしって、
「�睫收菁據�好きです……っ！先輩っ、好きっ……大好き……ずっと、好きでしたっ……」
泣いて告白してくれた。
「俺も大好きだよ。」
応えれば、
「………俺のが、好きだもんっ……！！」
子供みたいに言ってくれて。
また恋に落ちた、有岡に。
愛おしいが増した、好きの気持ちに。
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作者名：すみれ | 作成日時：2023年6月17日 2時
